キャンピングカーでジェットスキーを牽引して初秋の霞ヶ浦へ【その3】
今回は2016年11月初旬に霞ヶ浦大山スロープゲレンデへジェットスキーを乗りに行った様子をご紹介。
ジェットスキーのゲレンデとしてはほぼ貸し切り状態ではありますが、遥か沖の方をバスボートが全速力で航行中。このバスボートも非常に速い船で、おそらく時速100キロ近いスピードか、それ以上のスピードが出ている模様。
そんでもって好奇心からバスボートってどの位スピードが出るんじゃい?と思いネットで調べると、130km/hものスピードが出る船もあるらしく、私のウルトラ310Rよりブッチギリで速いみたい。
そう言えば確か先日も高速で航行する、バスボートの遥か後方に追随してウルトラ310Rで航行したのですが、距離が縮まらなかったという記憶があり、ウルトラ310Rの最高速と同じ位の108km/h前後で航行していたと思われます。
ジェットスキーの最高速は150km/h程出る艇もあるため、それなら勝てそうですが、おそらくそこまで速いジェットスキーであれば全開走行できる時間は限られてくるかと・・・。
そんなことを考えながら霞ヶ浦の湖面にウルトラ310Rと浮かんだ訳ですが、ご覧の通り車は2台のみ。この後もうひとりの仲間が来るのですが、どうやら渋滞にハマっているらしく、少し遅れて来るみたい。
格納庫の中では水上飛行機の整備が行われていました。コレも良い趣味ですよね。いいおじさん連中(私達もそうですが・・・)なのですが、いくつになっても男は車を始めとした、エンジンの付いた乗り物が好きなのかもしれませんね。
いつものように暖気運転を兼ねたアイドリングで波の無い霞ヶ浦の湖面を5分間のプチ散歩。
曇り空のため、水面が何となくトロンとした感じ。
このジェットスキーウルトラ310Rもアワーメーターが43時間となりました。2015年2月に購入したので、もうすぐ2年が経過します。これが多いのか少ないのかは分かりませんが、いつもは正味2時間も乗れば十分に満足してしまうため、あまり使用時間は伸びていないような気もします。
ただ、一日5時間も6時間も乗っているとハイオクガソリンの消費量がトンでもないことになる上、かなりのハイパワージェットスキーなので、若くはない私にとっては体の方がついていかないという問題も・・・。
20代の頃は海でシングルジェットスキーにそれこそ5~6時間乗っていたことを考えると、「やはり歳には勝てないなぁ~」といったところでしょうか?
そうこうしているうちに青空が見えてきました。曇り時々晴れの『時々晴れ』の部分なのでしょうか?少し肌寒くても青空が見えるのは嬉しいですね。
こちらは旧ソウビマリン側のゲレンデ。バスボートのトレーラーを牽引した車両が並んでいるのが見えますが、ジェットスキーヤーの姿は見えません。写真では少し分かりづらいですが、真ん中の方に虹が出ています。
拡大するとこんな感じ。子供の頃に虹を見ると本気でどこから虹が出ているのか確かめたくなったもので、大人になってからもそんな気持ちもありつつ、虹を見ると何となく『ラッキー』という気分になるのは不思議。
昔、新宿駅でゲリラ豪雨に遭遇し、駅構内で雨宿りをしていた時にも虹が出て、今回の虹よりさらにハッキリ・クッキリとした虹が眼前に出現し、私を含めて周りの大人は携帯で写真を撮りまくりでした。
そんな昔の記憶を思い起こさせるような虹の出現に、何だか少し幸せな気分になる私。
友人も1100ccエンジンに換装した新型X-2を堪能。私も乗せてもらいましたが、やはりノーマルエンジンと比べると明らかにレスポンスが良く、トップスピードも出ます。
特にコーナーの立ち上がりがレスポンスの良さから気持ち良く決まり、なかなか『その気』にさせてくれるようなジェットスキーに仕上がっています。「やっぱ3気筒エンジン+マグナムポンプは凄いのね」と、関心してしまいました。
私もウルトラ310Rのレスポンスを向上させるため、ツインインペラもしくはマグナムポンプのどちらかを入れようかと画策しているのですが、どちらがよりレスポンスが良くなるのか、判断する材料に乏しいため、迷っているところ。
ツインインペラは取り付けるとノーマルエンジンでもレスポンスが間違いなく向上すると聞いています。
それに対し、マグナムポンプはエンジンをチューニングしたジェットスキーでなければ性能を発揮できないということを聞いたことがあるため、エンジンをチューニングするのはレースに出る訳ではないためリスクが大きいと思うため、やはりここは無難にツインインペラなのかな?とも思っています。
それもでも交換が必須事項ではないため、オフシーズンの間にじっくりと悩んでみようかと・・・。
悩むと言えば、新しく購入したサン自動車製のジェットスキー用トレーラーTB10ですが、スペアタイヤブラケットの中から錆びた水が出てきています。
四角い鉄パイプを切断して溶接して造っているようですが、パイプの内側に防錆処理を施していないみたいで、中が早速錆びているよう。
この部分まで霞ヶ浦の湖水に浸かるため、引き上げた時に錆汁が出てきています。これは早急に対策しなければなりませんが、どうしたものやら。この穴から一度CRCなどの潤滑剤をスプレーしてみたのですが、効果は薄いみたいです。
今は悩んでも仕方なく、「そのうちいい考えも浮かぶでしょう」ということで、青空が見えてきた霞ヶ浦の湖面にウルトラ310Rで浮かぶ私。
波がほとんど無いため、簡単に時速108km/hの表示を確認。エンジンオイルとスパークプラグも交換したばかりなので、ジェットスキーの調子も良いみたいです。
これから寒くなってくれば、ますますエンジンにとっては良い季節となるため、楽しくジェットスキーに乗れそうです。
今度は青空の面積の方が多くなってきました。
3人目の仲間も到着し、平水面の霞ヶ浦を堪能しました。
今年も残すところあと2ヵ月を切りました。毎年この時期になると「一年が早いなぁ~」と思ってしまいます。2016年の年内にあと何回ジェットスキーに行けるでしょうか?