キャンピングカーで霞ヶ浦へ『ジェットスキートレーラー用延長トングに新アイテム導入』
今回は2016年12月初旬にキャンピングカーでジェットスキー用トレーラーを牽引して、霞ヶ浦大山スロープゲレンデへ行った時の様子をご紹介。
12月という冬の季節ですが、良いお天気と風が無いゲレンデコンディションのため、湖畔でいろいろな作業をしていると、ポカポカと暖かく気持ちの良い休日となりました。
時刻は午前8時30分を過ぎました。そろそろジェットスキーウルトラ310Rに乗る準備を始めたいと思います。こんな穏やかな水面を前にすると、ジェットスキーを始めた20年以上前であれば我先に水面にジェットスキーを浮かべて乗ったものですが、今ではそのようなことはありません。
今日のように良いお天気の日であれば、仲間と談笑し、気が付けばお昼になっているということもしばしば。あまり焦ってジェットスキーに乗るということもなくなりました。
キャンピングカーのブレーキが再び固着してしまわないよう、自作の延長トングを使います。以前のAQトレーラーAQTNDであれば、延長トングを使用しても車軸ギリギリのところまでキャンピングカーを湖面に浸けなければジェットスキーを降ろせませんでしたが、低床タイプのサン自動車TB10であれば、そのようなこともありません。
今回は延長トングを取り付けるのに、新しいパーツが仲間入り。と言ってもそれ程大げさなものではなく、ヒッチボールマウントの抜け留めピンに挿す『Rピン』を準備しただけですが・・・。
先日自宅で小物の整理をしていた時に偶然見つけ「こ、コレがあれば延長トングを取り付ける際にワンタッチで取り付けできるじゃないですかぁ~」ということで、喜び勇んで持ってきた次第。
Rピンはこのような感じで利用でき、非常に簡単。
上に載っている細いボルトは今まで使っていた抜け留め。いつかRピンに交換しようと思いながら今日まできてしまいましたが、Rピンで固定するのに要する時間は2秒なのに対し、このボルトを固定するのは1分程掛かっていたため、劇的に時間を短縮することができました。
月並な言葉になりますが、「何でもっと早くRピンを使わなかったのだろう~」というのが正直なところ。
延長トングもワンタッチで取り付けが完了し、サン自動車製TB10ジェットスキー用トレーラを静かに連結していきます。
湖面には水上飛行機の姿が。
無事に延長トングとジェットスキー用トレーラーの連結が完了。ここまで約20分が経過、きょうはノンビリゆっくりモードです。
湖畔に駐車中のウルトラ310Rを載せたトレーラー、湖面にはバスボート、空には水上飛行機と、皆さんそれぞれに休日を満喫している様子。
風も弱く、水上飛行機を飛ばすには絶好の日和となりました。結構なオジサン軍団(我々もそうですが・・・。)なのですが、良い趣味を持っていると思いますね。
この水上飛行機も最近新たに仲間に加わったみたいで、ジェットスキー同様、進水式ならぬ離陸(水)式みたいものがあるのでしょうか?
などということをツラツラと考えながら、ゆっくりとジェットスキーの準備を進めていきます。
慎重にジェットスキー用トレーラーを牽引したキャンピングカーをバックさせ、湖面にジェットスキーを浮かべていきます。
この位ジェットスキー用トレーラーが湖中に沈めば、ウルトラ310Rを一人でも引き出すことができます。
トレーラーにウルトラ310Rを載せた状態で陸に上がれば、力一杯引っ張ってもびくともしないのですが、浮力で浮いた400kgを超す重量級ジェットスキーがいとも簡単に引き出せるのは楽しいもの。
キャンピングカーのタイヤは下の方が少し水に浸かっているだけの状態。これであれば車軸やブレーキ関係にも影響は無いでしょう。
少しホワイト(つやあり)のスプレーを重ね塗りしたため、マスキングをしているキャンピングカーの壁面が白く輝いてきています。
ノンビリと準備は完了し、霞ヶ浦の湖面にウルトラ310Rと共に浮かんだのは午前9時24分。この時点で霞ヶ浦大山スロープゲレンデにてジェットスキーに乗っているのは私一人。
夏場の喧騒が嘘のように静かな湖畔と、静かに広がる湖面をアイドリングしながらウルトラ310Rのエンジンを暖めつつ、ゆっくりと進んでいきます。
空気も水も冷たいですが、この季節はジェットスキーのエンジンが絶好調になるため、多少寒くてもジェットスキーに乗る価値は十分にあります。