キャンピングカーで霞ヶ浦へ『手抜き塗装の代償と今後の反省点・・・』
今回は2016年12月初旬にキャンピングカーでジェットスキー用トレーラーを牽引して、霞ヶ浦大山スロープゲレンデへ行った時の様子をご紹介。
久しぶりにこんな穏やかな霞ヶ浦を見たような気がします。最近は行ってもお天気が悪く波が立っていたり、波が無くても雨模様だったりと、お天気に恵まれない日々が続いていたのですが、ようやく冬になってお天気が安定してきた模様。
夏場は午前中晴れていると午後から決まって湖面方向から風が吹き、水面が大荒れになるのですが、冬の場合はそれがありません。そういう意味では夏場より気温と水温が低いことを除けば、「冬に霞ヶ浦でジェットスキーに乗るのは正解かもしれない」と、思う私。
赤い水上飛行機が再び離陸するようです。普通にスロープを下っていき・・・。
そのまま霞ヶ浦へ・・・。
船のようにプカリと浮かびます。
そのままエンジンの出力を上げ・・・
それ程滑走距離も必要とせず、軽々と空に舞い上がりました。やはり400名もの乗客や乗員を乗せて離陸するジェット機と違い、機体が桁外れに軽いため、軽快に離陸していきます。
しばらく霞ヶ浦の湖上を遊覧飛行し、今度は着陸(水)体制に入りました。
そのまま「スサササササ~ッ」という感じで着水し、水の抵抗によりスピードがガクンと落ちます。
軽くエンジンを吹かしながら方向転回をし、岸を目指して水面を滑るように移動。コクピットには結構な『おとっつあん』が乗っており、満足そうな表情を浮かべていました。
帰りも岸から「テケテケテケテケ~」という感じで自走し・・・。
自分で格納庫まで帰っていくというお手軽さ。ジェットスキーもこんな感じで格納式の車輪が船底に付いていれば、トレーラーをわざわざ水に浸けなくても済みます。
あ、でも、高速航行中に誤って車輪が出てしまえば、水の抵抗によりライダーは『射出』されてしまいますね・・・(泣笑)。
などと馬鹿なことをツラツラと考えてしまう程、穏やかでのんびりとした霞ヶ浦の湖畔です。
買い替えたサン自動車のジェットスキー用トレーラーTB10とカワサキウルトラ310Rの相性はバッチリで、牽引時の妙なフラつきや挙動が無くなり、本当にキャンピングカーで牽引するのが楽になりました。
特に幅が狭くなったことが大きな要因で、以前はキャンピングカーより幅の広いトレーラーでしたから、慣れているとは言え、それなりに気は遣いました。
それが今は無く、低床トレーラーの安定感にも助けられています。
ウルトラ310Rのハンドル部分を岸から超ズームして遊んでみました。
沖の方をバスボートが航行しています。真冬でもブラックバスは釣れるのでしょうか?20年程前には真冬でもポイントを間違わなければポツポツと釣れたのですが、昨今の魚影の薄さではかなり厳しいと思われます。
ただ、トーナメントなどではキッチリと大型のブラックバスを揃えてきたりするため、まだまだ居るところには居ると言った感じかもしれません。
キャンピングカーの壁面に缶スプレーのホワイト(つやあり)を更に更に塗り重ねていきます。
かなりの美白効果があり、既存のデカールの存在が分からなくなりつつあります。本来であればデカールの部分を丁寧にマスキングして塗装しなければなりませんが、特にデカールのデザインを残す意味もなく、ここまで古いキャンピングカーとなれば、デカールも色褪せているため、全面的に塗装することにしました。
青い空に白い雲、穏やかな霞ヶ浦の水面が広がっています。波が穏やかなため、どこまでも全開走行が可能で、こんな時はハイオクガソリンの減りが非常に早くなります。
いつも思うのですが、ハイパワーなジェットスキーに乗るということは、燃費のことを気にしていてはとても乗ることはできません。ここは、レジャーにはそれなりにお金が掛かるものだと割り切り、躊躇せずにアクセルを握るのが正しい遊び方。
ガソリン価格がじわりと上昇しているのは気に掛かりますが、それは我々ではどうしようもないこと。他の出費を抑えつつ、上手に燃費の悪いジェットスキーと付き合っていくしかありませんね。
コレは先日千葉で開催された、ジェットスキーのフリーマーケットで購入したワールドジェットスポーツという雑誌。2015年のバックナンバーですが、新品で1冊10円だったため、100円で10冊購入。おまけで1冊付けてもらったため、1冊10円以下で購入出来ました。
これをキャンピングカーの外に持ち出し、明るい日差しの下、ゆっくりと読みました。実物大のおもちゃであるキャンピングカーの脇で霞ヶ浦に浮かべたジェットスキーを眺めつつ、趣味の本を読むのは至福の時。
毎日の仕事や生活が大変でも、このような至福の時が人生には時々訪れ、しあわせだと感じることがあります。そんな時には『人生って悪いことばかりじゃないよね』と思ってしまう私。
今回は昼寝もせず一日よく遊びました。ジェットスキーに乗り、ジェットスキー用トレーラーのメンテナンス、キャンピングカーの塗装、霞ヶ浦の湖畔でのんびりと読書など、振り返ってみれば充実の一日でした。
とりあえずキャンピングカーの外壁塗装も一段落したため、マスキングを外していきます。
と、マスキングテープにつられて塗装の一部が剥がれてしまいました。やはりプライマーなどで下地処理をしておかなければ、塗料の密着が悪いようです。
「やっぱ手抜きはイカンね」と呟きながら、今度はプラサフを先に吹き付け、その上からホワイト(つやあり)を吹き付けようと思いました。
「これも学習の一環だよね」とも思う私。いくつになっても学ぶべきことは多く、進歩するには何事も体験し、経験し、学習していくしかありません。
マスキングを完全に剥がすと、クリーム色の壁面に真っ白な部分が『バーン』と現われ、かなりの違和感があります。今後、この部分を塗り広げていき、2017年中(気の長い話だな・・・)には完成させられればと思います。
誰も居なくなりました・・・。
「2016年の乗り納めはいつかなぁ~」と思いながら、帰路につきました。