ジェットスキーのドラッグレース『ザ・デュアル・ドラッグ in 江戸川 ROUND-12』を見に行きました【その01】
今回は、2016年4月24日(日曜日)に千葉県市川市のMGマリーンで開催された、ジェットスキーのドラッグレース『ザ・デュアル・ドラッグ in 江戸川 ROUND-12』の様子をご紹介。
「ジェットスキーのドラッグレースって何?」と思われるかもしれませんが、もう10年以上前からドラッグレースは開催されており、競技としてはそこそこの歴史があります。
簡単なルールを説明すると・・・。
●同じクラスのジェットスキー2艇が並んでよーいドンで出走
↓
●ファーストブイを左180°ターン
↓
●セカンドブイを右360°ターン
↓
●最後にゴールラインを早く切った方が勝ち
というシンプルなもので、もちろん改造度やクラス別に使用できるジェットスキーは決まっています。
何周も周回して競うジェットスキーのレースと違い、1つの勝負は1分そこそこで決着がつくため、見ていても非常に分かり易く楽しいもの。
ザ・デュアル・ドラッグ in 江戸川 ROUND-12の朝ですが、あまり天候がよろしくないみたい。
MGマリーンの近くまで来ましたが、時折強く雨が降り、風も強めに吹いています。ただ、江戸川なのでかなりの暴風でもなければ水面が波立つようなことはないため、レース自体に影響はないでしょう。
それでもマリンスポーツなのだから、出来れば青空の下で競技を行いたいものです。
そんなことを思いながらもいつものMGマリーンの看板が見えてきました。
前方にシングルジェットスキーを載せたトレーラーを牽引した200系ハイエースがMGマリーンの方向へ右折していきます。私もそれに続いて右折。
MGマリーン脇の江戸川河川敷の土手には車が長蛇の列。右側はトレーラーを牽引した車両、左側は見学者の車両というように別れて誘導をされました。
ただ、この先で交互に合流するようになるのですが、必要以上に会場入りの車の列を伸ばさないための方法としては賢いやり方だと思います。
江戸川の会場の様子はこんな感じ。トレーラーからジェットスキーを順次降ろしてから次の車を誘導していくという方式で、これは少し時間が掛かりそう。
それでも時刻は午前8時前と開催時刻までは随分と余裕があり、今回はギャラリーのため慌てる必要は全くありません。
実家から持ってきたおにぎりを食べながらキャンピングカーの中でのんびり車列が進むのを待ちます。コーヒーはいつものセブンイレブンのアイスコーヒー。少し肌寒い日ですが、暖房を軽く効かせたキャンピングカー内は快適そのもの。
ちなみに前にいる軽ワゴン車は、神奈川県から今回のドラッグレースのために来ていたレスキューチームの人達が乗っていました。
競技中にジェットスキーから落水した人を助けたり、万が一の事故の際には現場へ駆けつけます。もちろん事故はあってはならないことですが、万全の安全対策を敷いての競技ということで、参加する側からすれば有り難いもの。
40分程で車列の先頭にきました。前方ではジェットスキーを江戸川の水面に降ろしたハイエースが駐車をしているところ。
河川敷の奥の方へ案内されます。
かなり斜めの場所に無理矢理駐車したような感じになりましたが、ギャラリー組なので仕方ないでしょう。
それより、MGマリーンのスタッフの方に「斜めの場所でスミマセン」と言って頂き、ちょっと恐縮してしまいました。MGマリーンの社員の方は礼儀正しくて親切な方が多いと聞きますが、その通りのようです。
「お~い、俺は置いてけぼりか~い・・・」というような不満顔の犬の姿も・・・。
カワイイです。
もちろんこのままではなく、後でちゃんと飼主さんに連れられて会場内を歩いていました。
桟橋に多数のジェットスキーが係留されていました。天候は微妙ですが、着々と準備が進められているようです。