愛車である『キャンピングカー ジル 2001年式 4WD/AT』のご紹介【外装編01】
愛車紹介のページをそう言えば作っていなかったと、キャンピングカー関連のブログを始めて半年以上経過して気が付きました・・・。
「遅すぎるだろっ!」と言われてしまいそうですが、自分自身もよくキャンピングカー関連のブログを読みます。
その中でも愛車紹介のページは私も好きなので、自分もそろそろ作ってみようかと・・・。
キャンピングカーを購入するまでの購入記から書こうかと思いましたが、長くなるため、まずは実車の写真を使いながらの愛車紹介をしたいと思います。
このバンテック社のキャンピングカージルを購入したのは、2001年の6月。いわゆる新古車という扱いの展示車両がアウトレット価格で販売されていたので、半ば衝動買いのような感じで購入してしまいました。
この2001年式のジルは、バンテックの中でZiL 99 (‘99.06~’01.11)と呼ばれているようで、カムロードがフルモデルチェンジする前の最終型のベース車両を使った車両となります。
当時の新車価格は、ZIL 4WD/AT ワイドトレッドが582万円と、諸費用を入れると600万円超になるという価格。それでも2015年2月現在のZiL4 (‘08.11~’15.01)の新車価格738万円に比べれば安いもの。
ちなみに2015年2月に千葉県の幕張メッセで開催される『ジャパンキャンピングカーショー2015』には、新型のZiL5が登場するようで、今から楽しみではあります。
話を元に戻して、その諸経費を入れて600万円超の新古キャンピングカージルが、諸経費込みで500万円ジャストのアウトレット価格ということで、衝動買いしてしまった次第。
「コレ、買ったから・・・」と言った時の家族の驚きの表情を思い出すと、懐かしい気持になります。
しかしそんな高額なキャンピングカー、『いつもニコニコ現金払い』などできるはずもなく、頭金を入れて残りは6年ローンというかなり長いローンを組んでの購入となりました。
ローンを組んでいる6年間というのは、いわば所有はしているものの、完全に自分のモノではないだけに、6年間のローンが完済できた時は素直に嬉しかったもの。
6年経過した頃には幾分くたびれてきている感はありましたが、それでもアチコチメンテナンスをしながら、2015年で14年目のご長寿キャンピングカーになります。
一枚目の写真のように、やや引いた場所から見ればまだまだ大丈夫そうですが、近付いて仔細に見ていくと、各部に劣化や痛みが見えるのも事実。
それを楽しみながら直していくくらいの心づもりがなければ、なかなか維持できないのも古いキャンピングカーならではの楽しみと苦悩にもなっています。
タイヤはブリヂストンのM810を履いています。現行カムロードの純正タイヤは195/70R15 106/104L LT(最大耐荷重950kg/1本)となっていますが、このM810は195/75R15 109/107L LTとなっていて、最大耐荷重1030kg/1本で、純正タイヤより最大耐荷重の高いタイヤを履いています。
これは水や燃料を満載したキャンピングカーでジェットスキー用のトレーラーなどを牽引することが多いためで、バーストなどのトラブルを回避できればと思いこのタイヤを選びました。
このタイヤは2014年の3月に交換したタイヤで、以前も同じタイヤを履いていました。そのM810もノントラブルで寿命を迎えたため、その実績から選んだという側面もあります。
これは4WDに切り替える時に操作するフリーホイールハブで、アイシン製のパーツが採用されています。この切り替えノブの動きが渋いため、切り替える際にはマイナスドライバーを使用しています。年間の使用頻度は極めて少なく、スキーやスノボにキャンピングカーで行った時に数回と、砂浜などの地面の軟らかい場所に行った際に使う程度。
それでもあると無いのとでは安心感が全然違うため、アウトドアフィールドで使うキャンピングカーに4WDは必須の装備品だと私は思っています。
これは助手席側にある収納庫の扉で、経年劣化により表面のパネルの上部が剥がれてきていて、キッチンテープでなんとか留めているといった有様。
しかし同じ年式のジルが中古キャンピングカーとして販売されているのを見ると、扉は何でもないような顔をして付いているので、「何でかなぁ~」と思ってしまう次第。
「ハズレなのかなぁ~」と思いながら、ペコペコしてしまった外部収納庫の扉の外板をどうしようかと悩みながら3年以上が経過しています・・・。
扉の内部に水が入り、中の部材が腐食しているようですが、根本的な対処法が思いつかず、見て見ぬフリをしているというのが現状で、「どげんかせんといかん」と思いつつも、どげんもしていません・・・。
キーシリンダーもいい感じで錆びています。遠くから見るとブラウンのようにも見え、「良いアクセントになっているじゃない」などと呑気なことを言っています。
バンテックから交換用のキーシリンダーも発売されているようですが、1個3,000円近くするようなので、全てのキーシリンダーを交換すると、3万円程費用が掛かるため、躊躇しています。
そこで今考えているのは、一度キーシリンダーをバゲッジドアより取り外し、表面を磨いた上で塗装をして、元に戻すという方法。キーシリンダー自体がダメになった訳ではないので、この方法であれば見た目も良くなる上、費用も抑えられると思っています。
こちらはかつてはLPガスボンベが2本収納されていた場所ですが、今はLPガスボンベは撤去してしまい、空っぽの状態です。ここの活用方法も考えなければなりませんが、無理に入れるものもなく、空いたままになっています。
このバゲッジドアのキーシリンダーもいい感じで錆びているため、取り外して磨きたいところです。ドアパネル自体はまだまだしっかりしているので、とりあえず大きな補修は必要なさそうです。
こちらはリアタイヤの様子で、キャンピングカーは後部加重の大きな車両が多いと聞きますが、おそらく私のジルも同じだと思います。
ですから、重量物を室内に積載する際には、できるだけ運転席・助手席に近い場所に積むようにしています。気持の問題かもしれませんが、その方がハンドルもよく効き、後輪のタイヤにも負担が少ないのではと思っています。
手動のエントランスステップが入り口には付いています。一時期電動式のエントランスステップに憧れたのですが、結局は手動の方が無用なトラブルもなく、それ程不便も感じず使えているので、手動でも十分だと今は思っています。
タイヤハウスの上部に化粧カバーがあったのですが、特になくても問題がないことと、少しでも軽量化できればいいという思いから、早々に外してしまいました。
これがキャンピングカージルを後方から見たところです。こうして見るとかなり汚れているのが分かりますが、たとえ一日掛けて洗車をしても、一月も経たないうちに元通りになることを考えれば、「洗車はしなくてもいいかな・・・」という気持になるのが正直なところ。
ですから、古いキャンピングカーをピカピカにして乗っている方を見ると尊敬してしまいます。
とりあえず、さらっと外装を紹介しましたが、まだまだバンテックのキャンピングカージルの紹介は続きます。