愛車である『キャンピングカー ジル 2001年式 4WD/AT』のご紹介【外装編02】
私の愛車キャンピングカーの、バンテック ジルの詳しい紹介をしています。
私のジルはリアエントランス仕様のキャンピングカーのため、車体後部にこのようなエントランスドアが付いています。
このドアがはっきり言ってとても『チープ』な造りで、「これが500万円以上するキャンピングカーのドアなの?」と、いつも思っています。「そう思うなら買わなければよかったじゃない」と言われてしまいそうですが、購入当時はそれ程キャンピングカーに対する知識がなく、これが普通だと思っていました。
ただ、購入後にキャンピングカーショーなどでいろいろなキャンピングカーを見るにつけ、「愛車であるジルのエントランスドアって結構ショボイんじゃない?」と思うようになりました。
最近のキャンピングカーに多く採用されているのは、上の写真のような『ユーロタイプ』と呼ばれるドアで、ドアの厚みもあり、高級感があります。
ドアを閉めた時の音も『バムッ』という感じで、ジルのように『ペチャ~ン』という安っぽい音はしません。
ドアノブ周辺の様子です。元々はこんなにゴチャゴチャしてはいなく、一番上にある細長い板の下には横長の穴が空いていて、キーレスエントリー用のガンモーターが埋め込んであります。
ジルが納車されて最初に行なった改造が、エントランスドアや運転席・助手席を含むドアのキーレスエントリー化。キーレス化するまでは車を離れる際、運転席・助手席の鍵を締め、その後リアエントランスドアまで回り込んで鍵を使って締めるということをしていました。
2001年頃とは言え、さすがに乗用車にはキーレスエントリーは当たり前の装備品で、「こんな高額なキャンピングカーなのに、何故キーレスエントリーが付いていないの?」と、これまた買ってから気付く私。
仕方ないので、キーレスエントリーを自作している人のホームページをインターネットでテレホーダイ(懐かしい)の時間を使って調べてみました。当時は午後11からテレホーダイというサービスがあり、プロバイダの電話番号をあらかじめ登録しておき、その時間になったら眠い目をこすりながらパソコンの前に座っていろいろと検索をしたもの。
その当時購入したWindows98の搭載されたソニーのノートパソコン『VAIO』は確か22万円程したと記憶しています。今やそのパソコンの何十倍も高性能のパソコンが3万円程で買える時代になり、技術の進歩とコストダウンには隔世の感がありますね。
無事にキーレスエントリーを取り付けたのはいいけれど、空いた穴をどう塞げばいいのか、良い考えが浮かばず、「多分そんなに頻繁に取り外したりしないだろう」という考えの下、余っていた小さな板をシリコンコーキングで貼り付けてしまいました。
トラブルがあった際にはそれを剥がしてガンモーターを取り替えたりしなければなりませんが、13年以上経過した今でもガンモーターに異常はなく、快適に使用できています。
その下に張ってあるコルクの板も余っていたもので、自作のハンドルを取り付ける際にドレスアップとして取り付けたもの。
エントランスドアには網戸の付いた扉が付いていますが、これもチープな造りで、真ん中付近には白いカバーが付いていたのですが、安っぽい造りと自作のドアノブに干渉するため、取り外して捨ててしまいました。
ですから、あまりこの内側にある網戸の入った扉は活用していません。
これがキーレスエントリー用のガンモーターに電気を供給するための接点となり、これもドアに自分で穴を開けて取り付けをしました。そう考えるとキャンピングカー購入当時は情熱的にいろいろな改良をしたものだと、我ながら関心してしまいます。
これはジェットスキーを牽引するためのヒッチメンバーで、それなりに使用頻度は高く、ボールの先端が磨耗して錆びています。非常に重い鉄の塊なので、使用しない時は外しておけばいいのですが、面倒なのでそのままになっています。
ここがステンレスのタイプもあり、その輝きを見ていると羨ましい限りですが、トラックに取り付けられるヒッチメンバーは限られているため、あまり選択の余地がないのが悲しいところ。
ナンバープレートの左側にはトレーラー用の電源取り出し口があります。その左下にある加工途中のような切り欠きは、ここからパイプを伸ばしてリアキャリアを自作しようとして開けた穴の跡です。
結局リアキャリアの構想は途中で断念したため、非常に中途半端な形になってしまっています。とりあえずFRPの切り欠き面から水などが入らないよう、塗装をしていますが、ここも何とかしなければなりません・・・。
これはテールランプで、車体の大きさからすれば随分と小さなテールランプの上、後部の下の方に付いているため視認性が悪いテールランプだと思います。
ハイマウントストップランプなるものを、リアパネルに取り付けている方もいるようですが、それを取り付けるのもアリかと思います。ただ、時間と情熱が今はありませんが・・・。
これはトイレ・シャワールームのバゲッジドアのキーシリンダーで、こちらも他の外部収納庫の扉のキーシリンダー同様に、『いい感じ』で錆びています。
これはトイレ・シャワールームに取り付けられている採光用の窓で、普段は開けることは滅多にありません。昔は海でジェットスキーに乗った後にこの窓から海を見ながらシャワーを浴びたもの。今はシャワーを使うことはありませんが、キャンピングカー内でシャワーを使うことは非常に非日常を感じさせてくれ、楽しかったことを思い出します。
愛車(本当に愛してるのか?)であるキャンピングカージルの紹介はまだまだ続ける『予定』です・・・。