キャンピングカーのユーザー車検に行きました【その01】
今回は、私の所有するキャンピングカーのユーザー車検を実施した時の様子をご紹介。
キャンピングカービルダーであるバンテック社が製造した、『ZiL(ジル)』というキャンピングカーに乗り始めて16年が経過し、普通乗用車であればとうに買い替えをしているような古い車ですが、そうそう簡単に買い替えができるような車でもないため、今に至っているという感じ。
初回の車検から数えると、新車登録の際の検査を含めれば、9回目の車検ということになります。ユーザー車検に関して言えば8回目のユーザー車検ということになるのですが、毎回何かしらのドラマというか問題が発生し、対処してきています。
「今回はどんな問題(ドラマ)が起きるのだろうか?」と、半分怖いもの見たさのような感じで車検場へ向かう私。
最近の都心は夜中に工事をしている場所が多く、車線が規制されている箇所が所々あります。いつものように真夜中の移動のため、道路工事による渋滞は無いのですが、3車線の道がいきなり1車線に規制されていることもあり、チョイと焦る場面も・・・。
午前2時過ぎの新宿駅南口付近。さすがに人の姿は殆ど無く、タクシーが多く行き交っているだけ。
これは先日訪れた上智大学。この辺りも人の姿は殆ど見当たりません。
さらにいつもの銀座和光前の交差点。人の姿はありませんが、タクシーの数が非常に多い状態。ベテラン揃いであるタクシードライバーさん達なので、そこそこのスピードで銀座の街を駆け抜けているため、この先は何度通っても緊張しますね。
銀座の中心街を抜けて湾岸線までの道中で見た『ポルシェ』の姿。やはり日本車にはないエレガントなデザインだと思うところ。
他の記事でも書きましたが、最近の日本車のテールランプ周りのデザインは明らかに『やり過ぎ』で、下品な感じさえするようなデザインのものもあり、逆にこんなにシンプルでも品があるデザインになる外国車のデザインワークには感心させられるところ。
午前3時頃の湾岸線は車の姿も殆ど無く、冷んやりとした空気の中、キャンピングカーを軽快に走らせる私。既に18万キロを超える走行距離のキャンピングカーですが、ディーゼルエンジンは快調そのもの。
この16年間においてもエンジン関連のトラブルは皆無で、日本(トヨタ)のエンジン技術や耐久性には驚くばかり。これからも5,000kmごとのエンジンオイル交換と、その他のメンテナンスを行い、出来るだけ長くこの調子で私達をアチコチ連れていって欲しいものですね。
本日の天気予報は『雨』。予報通りに雨が降り出し、ユーザー車検の際に本格的な雨に降られたことは今までになく、「これはこれで良い経験だよね」と、前向きに考えるしかありません。
本降りの雨の中でも先日ワイパーブレードを交換したばかりのため、視界は良好。「もっと早く交換しておけば良かった」と、思えるくらいにキレイにガラスが拭けることに感動する私。
居室スペースが盛大に散らかっています。車検の際には室内も検査の対象になるため、これらの物をキチンと整理し、キレイな状態にしておかなければなりません。
「う、面倒くさいなぁ~、しかも外は雨だし~」と、前向きに考えるつもりがややネガティブに・・・。
エンジンを5,000回転まで回しています。もちろん停車状態で回しているのですが、これには理由があり・・・。
というのも、車検の一番最初にエンジンの排気ガスの状態を測定する検査があるのですが、いつもはゆっくりと走っているため、マフラー内にディーゼルの『スス』が溜まっている様子。
そのため、今までは何もしないで検査に臨むと、100%の確率で数値が規制値を超え、検査のやり直しになっていました。
そこで検査ラインを出た後、住宅の無い場所で盛大にエンジンを回してマフラー内の『スス』を排出し、再検査をして合格という流れになっていました。
ただ、今日は『雨』ということと、前回の車検ではブレーキが不合格になるなど、すったもんだあったため、今回は『一発合格』を目指そうと思い、車検場に入る前にマフラー内の『スス』を排出します。
「エンジンが壊れる~」と思うくらいにバンバンアクセルを吹かし、マフラーから黒い煙が出なくなれば完了。とりあえずこれで通らなければ、古いエアクリーナーを先日トヨタ部品共販で購入した、新品のエアクリーナーに交換するという二段階作戦でいくことに。