キャンピングカーのユーザー車検に行きました【その02】
今回は、私の所有するキャンピングカーのユーザー車検を実施した時の様子をご紹介。
少し早い午前8時頃、『千葉県袖ケ浦自動車検査登録事務所』と看板が掲げられている、いわゆる『車検場』に到着。事務所が開くのは午前8:45からのため、まだ時間的には余裕があります。
まだ駐車場には車の姿は殆ど無く、閑散とした状態。
ただ、時間的には余裕があると言いましたが、車検前に準備をしなければならないことが沢山あり、ノンビリしている訳にはいきません。
まずはキャンピングカーに搭載されている物をできるだけ車外に降ろし、車の重量を1gでも軽くする必要があります。前回の車検において、検査台に載せられた車の重量が軽ければ軽い程、ブレーキ検査の合格率が高いことを知り、重量を軽くし、ブレーキ検査の一発合格を目指します。
車検場のブレーキ検査においては、検査台に載せた車の重量に対してブレーキの効きを数値化して計測しているらしく、当然車の重量が軽い方がブレーキの効きは良いという理屈。
シンクの水に続き、トイレの洗浄水(真水)もどんどん捨てていきます。
さらにバンパー周りに固定してある『カンガルーバー』も取り外し、これも雨が降ってはいますが、車外に置いておくことに。
さらにお次はコレを使って取り外すモノが・・・。
車両後部のナンバープレート裏にある穴に黄色い棒を差し込み、モンキーレンチでグリグリと回していくと・・・。
写真にも写っていますが、スペアタイヤが降りてきました。鉄製のホイールと大きなタイヤがくっついているため、20kg程の重量があります。
とりあえず車外に出した(捨てた)物の重量としては・・・
●清水タンクの水20L・・・約20kg
●トイレの洗浄タンクの水20L・・・約20kg
●スペアタイヤ・・・約20kg
●カンガルーバー・・・約50kg
●ヒッチボール&ボールマウント・・・約10kg
●工具箱・・・約20kg
以上合計重量140kg程の重量物をキャンピングカーの外に降ろし、検査ラインに挑みます。
本当は、この他にカセットコンロ、食料等を入れたプラケース、折り畳み椅子、キャンピングカー内にある各種小物類等も全て降ろしておきたかったのですが、本降りの雨の中、チョイと躊躇してしまいました。
「コレで一回検査ラインを通し、それで重量関連でブレーキ検査に合格しなければ、さらに荷物を降ろそう~」と決め、とりあえずはここまで。
前回の車検時の走行距離は156,600km。
現在の走行距離は、183,648kmということなので、2年間で27,000km余りを走行したことになり、キャンピングカーにしては結構乗ったと思います。
このペースで行くと、次回の車検時には20万kmを超えてしまいそうな勢いに、あまり考えないようにしようと思う私。
とりあえず車内をキレイな状態にし、乗車定員などの検査を受ける準備のため、不要なものは全てトイレルームに・・・。
雨が降っていなければ、全て車外に出したのですが、このお天気では仕方ありませんね。
とりあえず車内の準備が整ったのが午前8:43分。事務所が開く2分前と、やはり余裕を持ってきて良かったと思いました。
これから事務所でユーザー車検の受付&検査に必要な書類の記入と、税金の支払いを済ませた後、検査ラインにキャンピングカーを入れ、車検を受けることになります。