キャンピングカーのユーザー車検に行きました【その04】
今回は、私の所有するキャンピングカーのユーザー車検を実施した時の様子をご紹介。
検査ラインは全ての項目で一発合格が出たため、「これで晴れて車検に合格か」と思いきや、検査が始まる前に指摘されたことがチョイとありまして、「とりあえず検査ラインを通った後に、見せにきて下さい」とのこと・・・。
なので、一応検査用紙の左側は全て合格印が押されていますが、その他の項目に合格印が押されておらず、それをもらうために一旦検査ラインを外れ、準備をすることに。
ちなみに指摘を受けたのは次の3項目。
●室内をベッドにした状態を見せてもらい、サイズを測りたい←今までの車検では言われたことが無かったため、「あ、チョイと時間が掛かります・・・」と答えて後回しに。
●エンジン番号の確認をします←コレは毎回確認されていることでしたが、すっかり失念しており、エンジンハッチを開けるのにも時間が掛かるため、後回しに。
●数か月前に増設したバックランプがNGのようで、「外して下さい」と言われ、「ハイ、外してきます~」ということで、こちらも後回しに。
まずは居室部分の椅子をベッドへ展開。久しぶりに展開したものですから、手順が曖昧で、少し時間が掛かりました。
試行錯誤しながら、とりあえず完成。
お次はエンジンハッチの開放。以前は蝶ネジで留めていたのですが、回すのが硬いため、10mmのボルトに変更してあるため、ラチェットレンチを使って取り外していきます。
こんな感じで汚れていますが、エンジン本体が見えるようになりました。エンジン番号がどこにあるのか正直分かりませんが、検査官の方が見ればどこにあるのか分かるのでしょう。ということで、あまり深く考えないことにします。
最後は雨の降りしきる中、カッパを着てキャンピングカーの外で工具を使い、バックランプを取り外しました。バックランプは同時点灯数が2個までと決まっているようで、全く知りませんでした。
「コレは良い経験と勉強になったな」と、今回の収穫に満足な私。
という感じで準備を済ませ、検査ラインではない検査を外で受け、全ての項目に合格。総合判定の所にも合格の印が押され、これで車検に合格したことになります。
ベッドを計測してくれたのは、女性検査官の方で、なかなか凛々しい感じの女性でした。このように男性中心の職場にも女性が多く働けるような社会になりつつあると感じる光景でした。
ちなみに、総合判定の欄に合格印を押してくれたのも、女性検査官の方でした。男性中心の職場で大変なこともまだまだあるとは思いますが、頑張ってほしいと思いますね。
事務所に書類を持って行き、新しい車検証が発行されました。平成31年6月まで有効の車検証を無事手に入れることができ、嬉しさもひとしお。
平成31年ということは、2019年ということになりますね。
こちらは費用の領収書。
こちらは自賠責保険の用紙。
今回の車検で掛かった費用を計算すると・・・
検査登録印紙・・・400円
審査証紙・・・1,400円
重量税印紙・・・45,600円
自賠責保険料(24か月)30,210円
新しい経験値と知識・・・プライスレス(笑)
上記合計金額77,610円が今回の車検で掛かった費用となりました。通常自動車ディーラーなどに車検を依頼すれば、3~5万円程の費用が掛かるため、軽く10万円超えとなってしまいます。
ただ、整備を普段からディーラーなどに出していない方は、ユーザー車検もそれなりにリスクがあると考えた方が良いかもしれません。
というのも、私のキャンピングカーの場合、2016にブレーキ周りのオーバーホールをした上、数ヵ月前にもリアブレーキの引きずり(後輪を霞ヶ浦に浸け過ぎたのが原因)を直してもらったりと、ブレーキ関連はそれなりに整備された状態でした。
エンジンオイル交換は5,000kmごと、オートマのオイルは2万kmごとに交換、リアデフオイルは4万kmごとに交換と、適宜必要な部品や消耗品をオーダー整備にて交換してもらっています。
タイヤの空気圧にも気を配り、ファンベルトも定期的に点検を受けるなど、それなりに整備・点検をしているため、18万kmを過ぎた現在でも調子の良い状態を保っています。
とりあえず車検も無事に完了したので、雨に濡れている荷物をキャンピングカー内に片付け、帰路につくことに。
お腹が空いたので、コメダ珈琲に寄って小倉トーストなどを食べているうち、空が明るくなってきました。「う~ん、もう少し早く晴れてくれよ~」と思いながら、小倉トーストを美味しく頂きました。
もうすぐ梅雨の季節が到来しますが、その晴れ間を使い、本格的にジェットスキーに乗りたいと思います。