キャンピングカーの座席下部分に断熱材を貼ってみました【その1】
新型コロナウイルスの感染拡大によってステイホーム週間となった2020年のゴールデンウイーク。毎日自宅でYouTubeなどを見て時間を過ごしていたのだけど、一念発起してキャンピングカーの座席下の断熱をすることに。
早速ネットで色々と調べた結果、アマゾンで販売している粘着剤付き断熱シートが良さそうな感じ。
端っこを留めるテープも良さそうなものがあり、それも同時に購入。ただ、最近のアマゾンは『置き配指定』というものがあるらしく、初期設定では置き配指定になっているらしく、発送連絡がきてそれを知るのであった。
自宅に終日いるので置き配指定にしなくても大丈夫なので、置き配指定をしないというように変更しておく。置き配指定の選択はアマゾンで注文の最終確認画面に小さく出ているようなので、注意して見ておかなければ見逃してしまいます。
私も最終確認画面は確認するのだけど、金額と配送先に間違いがないかの確認に気を取られ、置き配指定の項目に気が付きませんでした。
断熱シートはこんな感じの箱に入ってきます。
厚さ10mmで140cm×100cmのサイズ。同じ大きさで、厚さが5mmと7mmがあります。「エンジンに保護を追加する」という怪しい日本語が示す通り、安心の中国製です。
その他に・・・
・「天然素材で、有効保護」本製品は環境保護の天然ゴム製のエンジン用断熱マットです。 刺激てきな臭いはありません。老人、子供、妊婦も傷つけていません。あなたの愛車は断熱マットを使って、エンジンの熱量は均一に発散できます。ボンネットの過熱を予防します。高温の環境で、ボンネットの漆面は有効に保護できます、パイプと線路の老化を遅らせます。
・「一番先進てきな断熱材料」製品は断熱材料が最も先進てきなガラス繊維アルミ箔です。優れた裂けにくい性能が持ちます。難燃材料で、防火と防水です、伝統アルミ箔よりずっといい効果です。
・「強い防音」断熱マットは高密度吸音材と複合ガラス繊維アルミ製で、防音効果は普通の防音材の三倍です。
・「強い接着剤」接着剤はドイツ の接着剤技術で、しっかり貼られます。70年の粘性は続けます。
・「悩みない購入」ご購入、トライ、使用できる。30日のうちに、製品にいかなる問題について弊社は交換して全額の返金を差し上げること。
というアマゾンでよく見掛ける、中国製の怪しい感じのする商品にありがちな少しおかしい日本語の説明もお約束。
念のため『サクラチェッカー』でチェックしてみると、合格値が出ていたので、ポチリました。まぁ、それ程高いパーツでもなく、テープと合わせて5,000円程でステイホーム中の連休を遊べるのだから安いものです。
まずは夏場に非常に熱くなってしまう運転席シート下から断熱材を貼っていきます。このキャンピングカーはトヨタのカムロードというキャンピングカー専用シャーシであるカムロード。
専用シャーシと言えば聞こえはいいですが、要は1.5t積みくらいのダイナトラック。エンジンの真上に座席がある車両のため、真夏はエンジンの熱がダイレクトに座席下から上がってきます。
少しの時間であれば大丈夫なのですが、渋滞中など時間が経過するにつれて座席下から熱気が伝わってきてアツアツになります。あまりに熱いので時々お尻を少し浮かして風を通さなければ耐えられないことも。
今回は、そんなトラックの座席部分の断熱を施していきたいと思います。
運転席は4本のボルト・ナットで留まっています。
室内側のボルトを外します。
座席の後ろ側。
運転席が外れました。積年の汚れが溜まっています。
お気に入りでもあるダイソンの掃除機でゴミや埃を吸います。
ゴミを吸い取ったら雑巾がけでキレイに。ジュースのこぼれた跡などもありましたが、キレイになりました。
続いてサイドのモールを外していきます。
ネジが多少錆びていますが、簡単に取れました。
アクセルペダル付近の汚れが酷いです。ここもダイソンの掃除機でキレイにしておきます。
マットを剥がしていきます。
運転席の背面部分にモデルプレートが貼り付けてありました。こんな所に隠れていたなんて知りませんでした。車体番号はフレームにも刻印されているため、車検時に見ることはありません。
今後のために転記しておきます。
MODEL KG-LY162-TBPDS5
ENGINE 5L 2985cc
FRAME No. LY162-000****
COLOR 058
TRIM FT11
TRANS./AXLE A44DF B09A
PLANT/BUILT A11
A11というのが生産工場みたいで、調べてみるとトヨタ本社工場で製造された車両のようです。
ちなみにトヨタの生産工場コードは以下の通り。
本社工場(工場コードA11)
元町工場(工場コードA21、A22)
高岡工場(工場コードA31、A32)
堤工場(工場コードA41、A42)
田原工場(工場コードA51~55)
豊田自動織機長草工場(工場コードB11)
トヨタ車体富士松工場(工場コードC21)
トヨタ車体いなべ工場(工場コードC31)
トヨタ車体吉原工場(工場コードD11)
関東自動車工業東富士工場(工場コードM21)
関東自動車工業岩手工場(工場コードM31)
トヨタ自動車九州宮田工場(工場コードQ11、Q12)
セントラル自動車本社工場(工場コードN11)
日野自動車羽村工場(工場コードP11)
ダイハツ工業本社(池田)工場第2地区(工場コードK11)
ダイハツ工業京都工場(工場コードK21)
岐阜車体工業(工場コードE11)
話が大幅に逸れました。カバーを全て剥がしました。その下からオートマのシフトインジケーター部分に繋がっている、コードが入ったチューブが出てきました。
チューブはガムテープで留まっていました。
この鉄板部分に断熱材を貼るのでガムテープは取りました。後で断熱材の上から新たなガムテープでチューブは留めます。
断熱材はこのような感じで箱に入っています。アマゾンのレビューでは折り畳まれて発送された場合もあるらしいですが、私のところにきたものはロール状に丸められてきました。
それでは早速貼り込んでいきたいと思います。