キャンピングカーのLPガス温水ボイラーを撤去【その01】
今回は、キャンピングカーの使用していないLPガス温水ボイラーを撤去した時の様子をご紹介。
私の所有している、バンテック社製のキャンピングカー『ジル』の運転席側側面にあるコレ、シャワーを使う際にお湯を沸かすLPガスボイラーとなっています。
ただ、LPガスボンベ自体は数年前に撤去しており、今現在はLPガスを燃料とする機器を使うことはできません。LPガスを使って冷却する3WAY冷蔵庫やトルマのLPガスFFヒーター等が次々と壊れ、いずれも撤去済。
コンロは使用可能な状態ではありますが、カセットコンロの方が遥かに火力が強い上に使い勝手が良いため、キャンピングカーのコンロは使用していません。
そのような感じで、LPガスの使用ができない今、温水ボイラーが装備されていても重量が嵩むだけのため、今回は思い切ってコレを撤去することに。
いわばキャンピングカー装備品の断捨離ということになるのでしょうか。
アトウッドの温水ボイラーで、貯湯量は22L。様々な機器の付いた裏側にアルミ製の水タンクがあり、その水タンクをガスの炎で熱し、温水を作るという仕組みになっています。
ただ単に撤去しただけではそこに『大穴』が空いたままになってしまうため、とりあえず応急の蓋を作ります。まずは縦×横のサイズをメジャーで計測。
縦は360mm、横は450mm程の大きさの蓋があればとりあえず大丈夫そう。
今回蓋として使うのは薄いベニヤ板。厚さ6mm程のベニヤ板ですが、それ程大きくない開口部のため、これで十分かと・・・。
まずは丁寧に採寸。この採寸の良し悪しが、作品の仕上がりに影響するため、慎重に印をつけていきます。
鉛筆で線を引いたら、後はノコギリでギコギコと。最近気が付いたのですが、完成を急ぐあまり、あまり早くノコギリを動かしてしまうと、切り口が斜めになったりするので、ここは慎重にゆっくりと動かします。
当たり前と言えば当たり前の話なのですが、どうもこのような作業をする時、完成を急いでしまい、仕上がりに納得がいかないとこも多々。
今回はそのようなことがないよう、ジェットスキーの仲間と談笑しながらゆっくりと切りました。その甲斐あってか、切り口が斜めになることもなく、非常に美しく切ることができました。
角もノコギリで切り落としておきます。
切り落とした角をさらに紙ヤスリで丸め、何だか既製品のような仕上がりに満足すると共に、仲間にも褒められてしまいました。
ちょっとしたことなのですが、このように細かい部分の仕上げが上手くいくと、本当に嬉しいものです。
蓋の表面を塗装し、乾かしている間にキャンピングカーに装備されている、アトウッドのボイラーの取り外しにかかります。