キャンピングカーのルーフベントカバーを交換しました【その02】
キャンピングカージルのルーフベントカバーを交換しています。
納車されて一番最初に取り付けていたルーフベントカバーの取り付け部分には、こんな感じでステンレス製のステーを取り付け、長穴の部分が破損しないように気を配ったもの。
この方法で長穴部分に破損はありませんでしたが、それでも結局は長穴以外の場所が割れてきてしまい、結局ルーフベントカバー本体を交換することになってしまいました。
今回購入した新しいルーフベントカバーは、長穴の部分に補強した跡らしいものがあり、15年の間にルーフベントカバーも地味に進化しているようです。
『NOT FOR INDIVIDUAL SALE』と書いてある袋には、ルーフベントカバーの取り付け用金具が入っていて、『単品では販売できません』という意味らしいです。
前回のルーフベントカバーはこの金具を使って取り付けるのが面倒だったため、直接キャンピングカーの屋根に穴を空けて木ネジで取り付けるという暴挙に出たのですが、結局は短時間で取り付け部分が破損してしまい、「やはり正しい取り付け方をしなければならないのね」と、少し反省。
そのキャンピングカーの天井に空けてしまったネジ穴ですが、どのように処理しようかと悩んだ末、最初に付いていた木ネジにコーキングを塗り、蓋代わりにもう一度取り付けることに。
木ネジで穴に蓋をする形にし、頭の部分にもコーキングをたっぷりと塗り、防水処理を施す予定。
ここまでの作業で約1時間経過しています。キャンピングカーの屋根に上ったり降りたりをなるべく繰り返さないように道具一式を屋根に上げました。
ちなみに新品のルーフベントカバーやドリルが載っている屋根部分には補強がしっかりと入っており、屋根の部分を歩いてもビクともしません。
こんな感じでファンタスティックルーフベントファンのフチにドリルで穴を空けていきます。特にメジャーなどで測ることなどはせず、新品のルーフベントカバーを横に並べて穴の位置を現物合わせで決めました。
「もし失敗すれば穴をコーキングで塞げばいいや」という気軽な気持ちで穴を空けていきます。
穴を開けたところでステーを固定するためのビスを入れてみます。ちなみに穴は4ミリのドリルで空けましたが、このサイズが丁度いいようです。
少し斜めになっていたので、反対側からもドリルを通し、ある程度まっすぐな穴に修正。
穴が無事に空けばビスとナットを使ってルーフベントカバーを固定するステーを取り付けていきます。ちなみにナットのサイズは6ミリとかなり小さいナットのため、屋根から落とさないよう注意しなければなりません。
ステーは全部で4個あり、それぞれを取り付けていきます。全てのステーを取り付け終わった時点で1時間40分が経過。残りあと20分ですが、ここまで来ればゴールは目前。
以前のルーフベントカバーを取り付ける時に空けてしまった天井の穴を木ネジで塞ぎ、その上からコーキングをたっぷりと塗布し、最終的な防水処理を施します。
ルーフベントカバーが無事に仮固定されました。現物合わせのため、きちんとネジがハマるかどうか心配でしたが、苦労が報われたと感じる瞬間です。
あとはナットを締め込んでいき、ルーフベントカバーを完全に固定していきます。ちなみにこの固定する時に使うナットのサイズは11ミリと非常に中途半端なサイズで、さすがアメリカ製だと感じるところ。
それでもサビに強いステンレスやアルミ素材を、ルーフベントカバーの固定金具やネジ類に使用しているだけマシかと思います。
ナットを全て締め込み、完成しました。ここまでちょうど2時間弱の時間が経過していました。ルーフベントカバーの脇の屋根部分を軽く塗装し、塗装は中途半端ですが、ルーフベントカバーの取り付けは完了。
カバーの上に付いている紙を剥がし、道具を屋根から降ろした頃、2時間となりました。道具を片付げ、汚れた手を洗い、お出掛けの準備をして、何とかお出掛けの予定に間に合いました。
2015年の4月から使用を始めた3代目のルーフベントカバー、今度はどれくらい持つのか、じっくりと検証していきたいと思います。