キャンピングカーのリアブレーキの整備結果は・・・

先日、袖ヶ浦自動車検査登録事務所へユーザー車検をするために私のキャンピングカーを持ち込んだのですが、結果は見事に不合格。

ブレーキ制動力の総和が不足しているということで、2回検査ラインにキャンピングカーを通したのですが、合格しませんでした。

「これは何か根本的に悪いところがありそうだから、一回整備に出すしかないかなぁ~」ということで、いつもの千葉トヨペット市原店に入院となりました。

キャンピングカー

ユーザー車検で不合格になった理由を話し、今回はリアブレーキの制動力が出ていないのでリアブレーキを分解整備し、場合によっては部品の交換が必要になるかもしれないとのことで、しばらくキャンピングカーを預けることになりました。

そこで預けるついでに追加でお願いした整備が下記のメニュー。

●ブレーキオイルの交換
●エンジンオイル・エンジンオイルフィルターの交換
●ファンベルトの点検
●リアデフオイルの交換

今回の整備は時間が掛かり、約1週間程キャンピングカーを預けていました。それというのも、予約無しの飛び込み依頼だったため、他のお客さんの車の整備の合間を縫っての作業だったらしく、トヨタさんには迷惑を掛けてしまいました。

リアブレーキの整備の結果は・・・

リアブレーキのブレーキシューにオイルが付着しており、そのオイルの影響で制動力が出ていないというのが主な原因。

ということが分かりました。

「ブレーキにオイルが回るなんてことがあるの?」と思われそうですが、確かな心当たりがありました。

それは約4年程前、高速道路を走行中にリアデフのオイルが漏れ出し、最終的には車軸ベアリングが焼き付いて走行不能になり、レッカー車で運ばれて帰ったことがあります。

その時の原因は、車軸のオイルシールが破損し、デフオイルが漏れ、ベアリングが焼き付いたというものだったと思います。

あの時、タイヤの周りにも盛大にデフオイルが飛び散っていたので、その時のデフオイルがリアブレーキパッドに染み込み、ブレーキの効きを悪くさせていたようです。

実際リアブレーキを分解してみると、ブレーキパッドにオイル分がしっかりと染み込んでいて、原因はブレーキパッドなのは明らかでした。

それでもトヨタの方はブレーキパッドを削って新しい面を出して制動力が戻るかどうかを2回も試してくれたらしいのですが、2回とも規定の制動力は出ず、削った面から新たなオイル分が染み出してきてしまっているようでした。

やはり長い時間を掛けてブレーキパッドの奥深くまでオイル分が浸透してしまい、除去するのは難しいようです。

結論として、ブレーキパッドとブレーキドラムを両輪ともに新品に交換し、ブレーキテスターに掛けると規定の制動力を発揮することができました。

ただ、車重に対して結構ギリギリの数値のようで、「車検場にある機械と基本的には同じ構造なのですが、もしかしたら不足と出るかも知れません・・・」というお話も・・・。

その場合は、「ブレーキ系統をもう一度総点検し、マスターシリンダーなどの油圧系統の整備、もしくは部品交換が必要になるかも知れません。」ということでした。

キャンピングカー

とりあえず今回は車検場に持ち込んでみようということになり、車を引き取ることにしました。

バックでトヨタの駐車場から整備士さんがキャンピングカーを出してきてくれました。こうして後ろから改めてみると相当くたびれた感じのするキャンピングカーだと思いますね。

ちなみに今回の整備に掛かった費用は、上記のメニューも全て込みで6万円程でした。お忙しい中、ブレーキを何度も分解して整備・調整してくれたトヨタの整備士の方には本当に感謝です。

やはり自動車メーカー系の整備工場は整備保証も付くことから、安心感が違うと思います。この整備費用が高いのか安いのかは私には分かりませんが、安心感を得るということであれば適正価格なのではないかと思っています。

さて、今度は車検場に再度キャンピングカーを持ち込んで、ユーザー車検のリベンジをしなければなりません。

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