上野界隈を散策『ソメイヨシノの基準木』を発見!
梅雨の合間の暑い一日となっている、東京の上野周辺を散策しています。
すしざんまいでお寿司とビールを頂き、少し良い気分になりながらお店を出ました。時刻は18:30分頃。一番昼間が長い季節だけあり、この時間帯でもまだまだ外は明るく、という雰囲気ではありません。
すしざんまいの店舗の隣にあったのは『鈴木演芸場』という細長いビル。入り口はこのような感じで、何となく『和』を感じさせるデザイン。
出演者が写真付きで紹介されていましたが、このような演芸に縁遠い私にはよく分かりません。落語と漫才が中心のようです。
よくよく見てみると、テレビで見たことのある方も居るみたい。ただ、大半の人が私の知らない人というのも情けない話かもしれません。
まだまだ陽射しが残っている上野界隈です。
上野恩賜公園(うえのおんしこうえん)にやってきました。まだまだ多くの人が公園内にいます。
『歌川広重 名所江戸百景 月の松』という立て看板があり、松の枝を曲げて月を表現している模様。「そう言われてみれば・・・」という感じで、じっくりと見なければ素通りしてしまいそう。
上野公園の木々の向こうには塔のような建物の姿があり、その行く道沿いに屋台などが出ていました。今日はお天気の良い日曜日だったため、大勢の人が訪れたのではないでしょうか。
ここは上野公園内の桜並木。毎年お花見の時期になると、近くの会社の新入社員が場所取りなどを任されるところでもあります。入社して最初の重要ミッションとなるため、新入社員同士で力を合わせて場所取りなどをするのでしょうか?
そのような経験の無い私にとっては、何だか学園祭の延長のようで、楽しそうと思ってしまいますね。
近くには上野公園桜マップの姿も。
現在地の近くに、ソメイヨシノの基準木がある模様。このソメイヨシノの基準木の桜の花が一定数咲くと、東京の桜の開花宣言が出されるという重要な桜。
周りには数多くの桜の木がありますが、選ばれし桜の木はどれなのでしょうか?少し薄暗くなってきた上野公園の中で、桜の基準木を探すことに。
ありました。さすがに基準木だけあり、一段と目立つ形と色をしています・・・。
表情も豊かで、何かを物語っているようです。
と、軽くボケを入れながら、今一度じっくりと探してみると・・・。
今度は本物の基準木のようです。
これが上野公園にあるソメイヨシノの基準木。なかなか年季の入った風貌をしており、基準木にふさわしい佇まいです。
「これが東京の桜の開花を告げる木かぁ~」と、初めて見た私は感慨深いものがありました。「毎年春先になると注目されるのね」と、思いながら見ていると、何だか特別な桜の木のような気がしてきますね。
そんな発見もありつつ、上野公園内をもう少し散策してみる私達でした。