大阪新世界で『串かつだるま』の串カツの旨さに驚く私
大阪の『りんくうタウン』にある航空保安大学校の、オープンキャンパスを一日かけてじっくりと見学し、その後大阪の街を観光することに。
とにかく大阪は看板がユニークというか何と言うか・・・。
オッと、『串かつだるま』の入店待ち行列に並んでいるのを忘れてしまうところでした。国産黒毛和牛の串カツなんて、贅沢でステキ!
待つこと30分程。店内に案内され、テーブルの上には噂のソースの入ったステンレス製の器が既にスタンバイ。「こ、これが2度づけ禁止の秘伝のソースなのね」と、早速テンションが上がる私。
牛モツの煮込みも注文。絶妙な甘辛さで、トロトロの牛肉も美味でビールにバッチリ合います。私はそれ程お酒が強くないため、グビグビビールを飲むことは出来ませんが、お酒が強い方には堪らないメニュー。
キャベツはおかわり自由。このキャベツに秘伝のソースを付けて食べるのもウマウマ。
弱いと言いながらもしっかり生中はオーダーします。
『ソース二度漬けは、ご勘弁ください!』
新世界串かつルール1
ソースを漬けるのは、はじめの一回きり!!
大阪新世界の伝統的なルールで、串かつにソースを漬けるのははじめの一回きりというルールがあります。ですので、はじめに一度だけたっぷりとソースを漬けて取り皿に持っていってください。
新世界串かつルール2
チーズ・ハモ・もち・若鶏から揚げなど、素揚げのものは、お塩がおすすめ!
でも、お塩をかけた後は、ソースをつけないで!※ソースの味がかわってしまいます。
新世界串かつルール3
キャベツは手にとってソースを付けください。
お塩をかける場合は必ず取り皿にキャベツをとってからにしてください。
ここからは救済策と提案になります・・・
裏技紹介
「あっしもた!ソースちょっとしかつけへんかったがな!」
大丈夫!!キャベツでソースをすくって取り皿にソースを取ってください。
「ほかにおもろい食べ方ないんか?」
どうぞ!!豚カツにソースをたっぷり漬けてだるま特製キムチをのせて食べてみてください。
等々、注意書きも面白く、独特の食文化を感じるところ。
ということで、早速のご注文。私一人分ではありませんが、それぞれ好きなモノを注文。もちろん揚げたてアツアツです。
どれがどれか分かりませんが、東京でもいわゆる『串揚げ』のお店で食事をしたことはありますが、衣は普通のパン粉のような衣でした。
それに対し、『串かつだるま』の串揚げの衣は薄く、木目が細かい感じ。
まずは国産黒毛和牛の串カツを二度漬け禁止のソースに1回だけダイブさせます。アツアツの串カツをハフハフ言いながらかじると、肉汁と共に口の中にほのかな油の甘みが漂い、「こ、コレはウマい!」と、その美味しさに驚き。
ソースも甘くもなく辛くもない絶妙なお味で、串カツにベストマッチ。「こりゃ~行列が出来る訳だわ・・・」と納得の味にビールが美味いこと美味いこと。
驚いたのは、アスパラや山芋の素材のシャキシャキ感はそのままに、しっかりと中まで熱が通っており、しかも油っぽくない串カツということ。
それでも調子に乗って食べ過ぎると後が大変なので、そこそこのところでストップしましたが、もう少し若ければもっと色々な種類を食べていたでしょう。
ということで、初めての本場大阪での串カツ『串かつだるま』体験は、想像以上の大満足でお開きとなりました。