消費税増税におけるキャッシュレス決済の罠について
消費税が10%にアップした。
様々な軽減税率やキャッシュレス決済のでのポイント還元など、政府は様々な政策を施しているが、これは政府の罠だと思う。
というか、少なからずとも政府の罠が少し含まれていると思う。
中小企業のキャッシュレス決済これについては、単純に購入者が数%のポイント還元を受けることができるわけであるが、そもそも中小小売業の店と大型店舗の販売価格の差をまず考慮していない。
大型店舗はメーカーからの仕入数が多く、そのぶん安く仕入れることができる反面、中小企業は メーカーからの仕入れ数が少ないためそ、れほど安くは入らない。よっていくらポイントが数%還元されても元々の値段が高ければ、あまりその還元されたポイントは意味をなさない。
さらにこれは我々消費者への罠ではないが、中小小売店舗の導入しているキャッシュレス決済。現在はキャンペーンなどによりカード会社やキャッシュレス決済のアプリなどを扱う会社が手数料無料と謳っているがこれが、数年後に当然有料となる。
有料となった途端に中小小売店はキャッシュレス決済を止めればいいと考えるかもしれないが、スマホや携帯電話と同じで、今まで手にした利便性を簡単に手放すのが難しく、昨日までキャッシュレス決済ができていたお店が急にできなくなるというのも、なかなか消費者を混乱させるものだと思う。
よってこれは政府とキャッシュレス会社が 結託した罠だと私は思う。
消費税増税に対しての様々な政策に冷や水を浴びせるようで申し訳ないが、私の正直な気持ちである。もう少し実効性のある政策が打てればまだ評価できるのであるが、これを報道しないマスコミにも少し問題があるように思う。