東京モーターショー2019に行ってきた『木製のランボルギーニ現る!?』
今回は2019年11月4日(月・祝)に東京モーターショー2019に行ってきた時の様子をご紹介。
何やら近未来的な車が展示されていました。後方の看板を見るにつけ、どうやら環境省が出展している車のよう。
環境省が展示している車両のため、環境に配慮して車なのは当然と思われますが、どんな車なのでしょう?
タイヤとホイールが特徴的。タイヤはTOYO(トーヨータイヤ)の物で、よく見てみると一般的なタイヤのように空気を入れるタイプではなく、空気を入れないゴムベルトのようなタイヤ。
ノーパンクタイヤというカテゴリに入るタイヤなのでしょうか?小型車用にどこかのメーカーが開発していると聞いたことがありますが、トーヨータイヤも開発していたのかな?
こんな感じでミシュランも開発していると聞きますが、乗用車のような小型車用でなければ実用化は難しいということ。重量のあるトラックや、ハイパワーなスポーツカー等にはまだまだ使用出来ないみたい。
それであれば日本の誇る小型車の代表格である『軽自動車』用ノーパンクタイヤであれば実用化も早く出来そうな気もするのですが、いかがでしょうか?
電気自動車なのかな?
運転席も近未来的。
この青色LEDを使うと何となく宇宙船っぽく見えるのが不思議。手っ取り早く近未来感を出すには青色LEDを使うのは常套手段という訳か。
とにかく電気自動車の近未来感を何が何でも醸し出してやるという、あざとさも見え隠れするものの、世界的な電気自動車化の流れは今後も加速していくのでしょうね。
後部からの見た目はSF映画にそのまま出てきそうな感じ。面白いのはSF映画の中では全く不要なナンバープレートを取り付ける部分がさりげなくデザインの中に溶け込んでいるところ。
「近未来的で実用感に欠けるように思うでしょうけど、実は実用化も密かに目論んでいるのよ・・・」という暗たるアピールなのでしょうか?
「あ、ランボルギーニだ・・・」と思ってしまうような車。
本家ランボルギーニはコチラですが、似ています。
木から造った車のよう。「燃えないのかな?」
フロントマスクのライトが攻めてる感満載。
何だか和テイスト。
『地を這うような』デザインとはこのこと。
ヘッドライトだけをアップするとガラス工芸品のよう。
運転席の様子。
思い切り雅(みやび)な車内。冠婚葬祭を思わせるデザインに、「さすが日本人の発想」と唸ってしまいます。
この辺りは江戸時代のお殿様の娯楽用車のよう。
ホイールデザインは日本の扇子ですかね?
後部デザインはやはりランボルギーニを意識。
何となく似ているような・・・。
テール付近のボリューム感が凄いです。
コレはコレでなかなか迫力あるテールビュー。詳しいスペックまではよく分かりませんが、面白いと思わせる車でした。