WHOはなぜ中国に忖度しなければならないのか?新型コロナウイルスの感染拡大におけるWHOの不可解

最近は地上波のテレビを見ることは殆ど無いのだけど、新型コロナウイルスの感染拡大関連のニュースがますます酷くなっているように思う。

ある番組ではトランプ大統領はWHOに責任を転嫁している等の発言があり、これには驚きました。WHOが中国に忖度して初動が遅れたこと、パンデミック宣言が遅れに遅れたことなどは広く世界に知られている事実。

WHOのテドロス事務局長が中国を擁護し続ける理由
・2017年の事務局長選で中国の協力を得て当選したこと
・中国のWHOへの拠出金の増加も理由
・中国の貢献は増え続けており、将来的にはWHOにとってより頼れるパートナーになりつつある

一部の新聞記事上では、

テドロス氏は中国から巨額インフラ投資を受けるエチオピアの元保健相・外相。感染当事国と向き合い『公衆衛生上の緊急事態』に対処する司令塔には不適格。

テドロス氏の出身国エチオピアと中国には、『特殊な関係』がある。鉄道や電力供給などで中国からインフラ投資を受けるエチオピアは、巨大経済圏構想『一帯一路』のモデル国家とされる一方、膨大な債務にも苦しんでいる。

テドロス氏は2012~16年に外相を務めて中国との関係を深めた後、前任の香港出身のチャン氏の後を継いでWHO事務局長に就任。

公衆衛生上の危機に厳格に対処する国際機関のトップとして最も重要な中立性は、当初から疑われていた。

WHOにおける中国の影響は、台湾に対する扱いからも明らかで、WHOの世界保健総会で台湾の加盟を求める他国の提案は、2016年以来毎回アジェンダから外されている。

台湾は加盟国ではないため、WHOから直接情報はもらえない。新型ウイルスの感染少ないにも関わらず、中国本土と一緒にされ、数ヶ国から渡航規制の対象にされるということも起きた。(結果これが台湾の感染者抑制に良い影響を与えた)

というような解説がなされており、WHOが中国寄りだという事実を淡々と伝える内容が続いている。その最中に冒頭の地上波テレビのWHO擁護発言が出たものだから、非常に驚いている次第。

最近は若者を中心にテレビ離れが起きているという話をよく聞く。私は大いに結構だと思っている。昔は情報源と言えば新聞やテレビしかなかったが、今はインターネットという自分から情報を求めるツールがある。

もちろん情報の内容に玉石混交があることは分かってはいるのだが、テレビのように一方的に著名人が言っているのだから本当だろうというバイアスはかかりにくいと思われる。

今回の一件を受け、「だから地上波テレビは見るもんじゃないよな~」という想いを一層強くした次第です。

新型コロナウイルスの感染拡大による不適格情報の錯綜や洪水の中にいる私達にできることと言えば、複数の情報ソースを比較検討し、「自分の見ている情報は、本当に正しい情報なのか」ということを深く考えることが必要なのかもしれません。

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