発電機は災害時の命綱【発電機 ポータブル発電機 インバータ発電機 非常用電源】

はじめに

地震や台風などの災害が起きた際には大規模な停電が長く続く場合があります。2019年に千葉県を襲った台風15号では長期間の停電が続き、復旧まで数ヵ月を要した場所もあった。

電気がなければエアコンも冷蔵庫も使用できず、残暑が厳しい季節に台風被害に見舞われることの厳しさを実感した台風でした。

今回はそのような災害時に活躍する発電機の保管方法について解説しようと思います。

発電機は災害時の大切な命綱

台風15号の後に開かれた千葉県議会で9月30日、同27日に続いて代表質問があり、台風15号への県の対応について質疑が行われた。市町村同士で応援職員を派遣する際、県の調整不足があったと指摘する声が上がった。

県の対応を巡っては、県内11カ所の防災倉庫などに468台保管されていた発電機のうち、約250台が活用されずに倉庫に置かれたままだった。

知事によれば理由は「市町村が用意している発電機で足りていた可能性もある=要請がなかった」とコメント。

ということから分かる通り、災害発生直後は行政も情報の錯綜や人手不足により、持っている物資を有効に活用できない場合もあるということ。発電機不足に陥っている地域のすぐ近くに発電機が備蓄されていたとしても、情報がないために活用されないというケースがこれからも出てくることが十分予想されます。

各市町村では停電が10日以上続き、家畜の餓死や農作物の荒廃の直接的な原因になっていました。さらに熱中症などで命に関わる事例も民間から多数報告があり、明らかな発電機不足だったと言えるでしょう。

発電機の正しい保管方法

週1回以上発電機を使用する場合
・エンジンを停止し、燃料コックをOFF(閉)にしておきます。次に使用する時は、燃料コックをON(開)にし 通常通りに使用。

防災用、非常電源用等、通常ほとんど発電機を使用しない場合
・最低1ヶ月に1回エンジンを始動し、発電状況を確認する

最低1ヶ月に1回エンジンを始動できない場合
1.エンジンスイッチをOFF
2.燃料タンク内のガソリンを抜きます。ガソリン携行缶(鉄製もしくはステンレス製の認可品)にこぼれないように入れる
3.燃料コックをON(開)にしてエンジンを始動。数分後に「ガス欠状態」となりエンジンが停止
4.キャブレターのドレンスクリューを弛め燃料を抜きます。燃料が抜けたらスクリューを締める
5.エンジンスイッチをOFFにし、燃料コックをOFF(閉)
6.室内で湿気が少なく換気の良い場所に保管

忘れがちな重要な注意点

発電機はエンジンと燃料タンク、発電体をコンパクトに一体化した便利な製品ですが、エンジンを使用しているため、車やバイク同様に長期間作動させなければ調子が悪くなってしまう場合があります。

そのため定期的な運転とメンテナンスが欠かせません。さらに言うと、エンジンがかかるだけでは点検完了とはならず、エンジンがかかり、発電ができているかということの確認が必要。

スマホの充電器や小型の照明機器でも構わないので、エンジンがかかり、発電がきちんと行われていることを必ず確認しておきましょう。

いざという時エンジンはかかるが発電をしていないとなれば、ただの煩くて排気ガスを撒き散らすだけの箱になってしまいます。

発電機は大災害が起こればあっという間に品薄になるため、平時からの備えが大切だということも忘れてはなりません。

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