新型コロナウイルスの感染拡大の中、満員電車が話題に挙がらないのは何故?
新型コロナウイルスの感染拡大によってステイホームの呼びかけがなされ、スーパーや観光地での密集を避けるための要請や措置が行われているのは周知の事実。
一方、都心へ行き交う満員電車については全くと言っていいほど報道されていません。まるで無かったことのように『満員電車』については殆ど話題に挙がることもなく、何か論じてはいけないタブーのような感じになっています。
新型コロナウイルスの感染が拡大し始めてから、電車内の窓を開けて走行したり、乗客がテレワークや時差通勤をすることによって朝の通勤時の混雑は多少解消されている模様。
実際朝通勤をする方の印象として、いつもより人と人との間隔を保つことができるようになるなど、確実に効果は上がっているとのこと。
ただ、帰宅ラッシュの時間帯は時差出勤の方々も帰宅時間は同じようなことと、飲食店等が休業している影響もあり、いつも通りの満員状態となっている。
ツイッターでも同様の指摘がある。
・やはり満員電車が感染の原因だろ
・都内電車の利用者の年代・性別と、感染者の年代・性別が相関している
・陽性患者と鉄道利用者の年代別、性別グラフが見事に一致している
・感染者の7割が男性、また働き盛りというのも納得
上記のような声が挙がっており、ニューヨークのように通勤自体を止める方法をとらなければ感染拡大に歯止めがかからないと思います。
テレビの報道番組やネットニュースを見ても、満員電車の感染リスクを論じているものが極めて少ない現状に、日本という国の計り知れない闇を感じてしまいます。