最近のキャンピングカー業界に想うこと【2020年2月雑記】
先日のブログではつまらないことをグダグダと書いたと少し思っているところですが、やはり遊びたいという気持ちはある訳で、とりあえずもう少し暖かくなって遊びたくなるまで待って活動を再開するつもり。
それまでは古い記憶になるのですが、2019年の東京モーターショーのことを書いたり、自分のキャンピングカーの気になっている所のメンテナンス等をボチボチやりながら春を待つ感じかな。
ちなみに2020年に幕張メッセで開催されたジャパンキャンピングカーショーには行きませんでした。とあるキャンピングカー関連会社から優待券(割引券)が届いてましたが、今回はパスすることに。
まぁ、正直今はキャンピングカーを購入できるような状態ではなく、今あるキャンピングカーを何とか維持できるよう頑張っているので、新しいキャンピングカーなど、とてもとても無理という事情もある。
また、これまで何度もこのブログで書いてある通り、最近のキャンピングカーは価格が高過ぎ。200系ハイエースベースのキャンピングカーでも500~700万円が当たり前で、トヨタのキャンピングカー専用シャーシであるカムロードベースのキャブコンに至っては600~1,000万円もする車両が目白押しで、とても価格と物の価値が釣り合っているとは思えません。
600万円を出しても最低限の装備しか付かず、フル装備のキャンピングカー等は法外な価格だと感じます。そりゃ~キャンピングカービルダーだってそれ程販売台数が伸びない車に、やれ展示会だ、社員の給与だ、部材費だ、在庫のキャンピングカー置き場の費用だのが載ってくれば、それなりに高額になるというもの。
そしてその新車キャンピングカーの価格高騰は中古キャンピングカーにも波及し、10年落ちのカムロードベースキャブコンが平気で500万円近い価格を付けているのも萎えるところ。
「12年落ちで10万キロ超えの走行距離で500万円かぁ~」と思うと、とてもじゃありませんが購入する気にはなりません。
中古キャンピングカーを販売している業者も買取価格は売値の3分の1程で、それを整備して3倍の値段で売っている感じ。
もっとも店舗や従業員の給料、銀行から借入金があればその利息等が中古キャンピングカーの価格に載ってくるのだから仕方のない側面もあるとは思われ。
さらに中古キャンピングカーはそれ程回転が良い車両とは言えないため、長期在庫となれば資産価値の減少もある訳で、いきおいそれ程安い価格設定が出来ないというのも実情かも知れません。
ヤフオクを覗いてみると当たり前ではあるが、やはりキャンピングカー業者より個人の出品者の方が安く出品されている傾向が顕著。
これはキャンピングカーに限らず業者に買い取りに出すより高く売れるからオークションに出ている訳で、当然素性の分からない高額なキャンピングカーを個人売買するのだからそれなりにリスクはあるが、中古キャンピングカー販売業者から購入するよりは当然安く買える。
なので多数の中古キャンピングカーを見て見る目を肥やし、価格と物の価値が見合った中古キャンピングカーを探すのがお得にキャンピングカーライフを始める良い方法だと思われる。
私もリスクを恐れず次期キャンピングカーはキャンピングカー業者ではなく、出来ればヤフオクで個人間売買で適正価格で中古キャンピングカーを手に入れようと思う。
それにはやはり中古キャンピングカーの相場や状態の勉強、さらには壊れやすい装備品の特徴や傾向を掴み、できるだけ故障のリスクが少ない中古キャンピングカーを選ぶしかない。
なので最近はキャンピングカー業界って本気でキャンピングカーの普及を促進しようとしているのか、少し疑問に思ってしまうところもある。本気で普及させようとするならば、もう少し価格設定を見直さなければ、本当に一部の人しか購入出来ない高値の花で有り続けてしまうと危惧しています。
いろいろと書いてみたけど、私のキャンピングカーもかなりくたびれてきてはいるものの、とても新しいキャンピングカーを買える訳ではないため、何とか細々と維持していきたいと思っている今日この頃です。