新型コロナウイルスの感染拡大による『ロックダウン(都市封鎖)』の可能性について

新型コロナウイルスの感染拡大による影響が大きくなる中、政府の対応に批判が集まっているようですが、いったい何が悪かったのか、私なりに考えてみました。

・ダイヤモンドクルーズの乗員に対する対処の不備→下船した方を公共交通機関で帰宅させる
・PCR検査体制構築の遅さ→ようやくドライブスルー検査を検討開始(他国は2ヵ月前から行っているところもある)
・オリンピック開催にこだわるあまり、感染者数把握の対応が遅れる
・緊急事態宣言の発出の遅さ
・強制力を伴わない緊急事態宣言により、人の移動制限が厳格に出来ず感染拡大に歯止めが掛からない

このような状況を見ていると、実施する確率は低いものの、『ロックダウン(都市封鎖)』も現実味を帯びてくるのではないかと私は考えています。もっと言えば都市封鎖をしなければならない事態に追い込まれてしまうと予想しています。

安倍総理は『ロックダウン(都市封鎖)』は実施しない、出来ないと言ってはいるものの、今までの言動や行動を見るにつけ、そのような言葉はとうに信頼に足るものではないことは多くの人が気付いている。

自身の保身のためには憲法の解釈も捻じ曲げる人間に信用しろと言われても無理なのだ。

ただ、最近の週末の人出を見ていると、自粛している方はキチンと自粛しているようなので、そのような日本人の勤勉さや真面目さがうまく作用してくれることを願うばかり。

それでも月曜日からは満員電車が都心を目指して走り、都心のオフィスビルは人で溢れ返る光景が続く以上、このままダラダラと感染拡大は続き、それほど遠くない将来取り返しがつかない事態になるのではないかと危惧もしている。

休日に妻とも話していたのだけど、ここは皆が最大限の傷みを短期間受け入れ、都市封鎖というか日本全体封鎖を2週間実施し、日本をクリーンな状態にしてから出直す選択をすべきではないかと思うのだ。

長期に渡って緩い痛みが続いているうちに皆がその『緩い痛み』に慣れ、感染拡大も止まらず、経済も回復しないという最悪のシナリオが待ち受けているような気がしてならない。

1%の人間が99%の富を握り、1%の富を残り99%の人間が奪い合うこの世界において、99%の人間は1%の人が生き残るための捨て駒となっていることに気が付いている人が何人いるだろう。その不都合な真実に気付いた時、99%側の人間である私には何が出来るのだろうと『ぼんやり』と考えてしまうのだ。

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