『またひとつジェットスキーに乗れるゲレンデが消滅した』という記事を読んで想うこと
ジェットスキーの情報サイトに『北海道の屈斜路湖で来年度からジェットスキー(動力船)の乗り入れ禁止』という記事が載っていた。
「ふぅ~ん、屈斜路湖でもジェットスキーに乗れるんだ~、で、屈斜路湖ってドコ?」ということで調べてみると、北海道の中でもそれなりに人のいる都市から離れた場所にある湖のよう。
「あんなところにあるのだからさぞかしキレイな湖なんだろうなぁ~」と思いつつ、関東圏である山梨県にあった富士五湖のひとつ、『本栖湖』でジェットスキーに乗れていた時代のことを思い出していました。
今では信じられないかもしれませんが、当時は本栖湖でジェットスキーを乗ることができました。ただ、今回の屈斜路湖と同様にマナーの悪いジェットスキーヤーが押し寄せ、あっという間にジェットスキー(動力船)の乗り入れが禁止されてしまいました。
今首都圏でジェットスキーに乗れるゲレンデは、利根川の一部と霞ケ浦、湘南エリアの一部、河口湖、山中湖、富津岬あたりかな。
昔はジェットスキーに乗れていたのに乗れなくなったゲレンデ
江戸川・・・管理していたショップがなくなり、乗れなくなった(音の大きなジェットスキーへの苦情もあったらしい)
本栖湖・・・ジェットスキーヤーのマナーが悪すぎて閉鎖(条例で動力船の乗り入れ禁止に)
利根大堰ゲレンデ・・・工事のため?(原因は私には分かっていません)
富津岬の北側海岸・・・ゴミ問題と、アマモを守るために進入禁止に、現在は先端部の狭いエリアでのみジェットスキーに乗ることが可能
このように大体はマナーの悪い一部のジェットスキーヤーのために乗れなくなったゲレンデが多数。私も善人ぶるつもりはありませんが、自分の出したゴミくらいは持ち帰って欲しいものです。
2020年6月中旬に再オープンした利根川の赤岩ゲレンデにも、ゴミを放置して帰る人がやはり居るみたいです。まぁ、そのような人に注意をしても逆ギレされるだけなのでそんな善人ぶるようなことはしませんが、ちゃんと皆見てますからね。
釣り関係のブログ記事も時々読むのですが、やはり釣り場のゴミ問題に心を痛めている人は多い模様。やはり多くの人が訪れれば一定数のどうしようもない人がいるのはどこの趣味の世界も同じようで、仕方のないことなのかもしれません。
話は変わりますが、3人以上の集団になると、必ずイジメられる人が出てくるというのは会社も学校も同じとか。ということはそれなりに人が集まる趣味の場でもダメな人が必ず出てくるということで、人間っておかしな生き物だと思いますね。
こんなことを言うと怒られてしまうかもしれませんが、職場や学校でのイジメは絶対に無くならないと思っています。学校現場での先生同士のイジメ問題が起きているあたり、コレは無くそうということ自体が無理なんだと思います。
であればいっそのことイジメがあるということを前提とした対策や、自分の身の守り方や対処法を教えてあげた方が良いのではないかと思っています。キレイごとだけじゃ済まされない事実があることを、皆認識しているにもかかわらず、イジメは無い、イジメは悪だと言っている人は信用できませんね。
そういう意味では、あらゆる趣味の世界で確かにマナーの悪い人は居るとは思いますが、それを集団で排除する動きも一種のイジメなのではないかと思ってしまう、夏の暑い日の私でした。