ユーチューブ動画を見るのを止めて本を読む生活

昔から本を読むのは好きだった。子供の頃は家に『世界の名作全集』みたいな分厚い本が何故かセットであり、暇に任せて殆ど全てを読んだと思う。その後はロビンソン・クルーソー漂流記や15少年漂流記などの冒険物も好きで、ロビンソン・クルーソーの本は読了後も何度も読んだほど。

それでも最近は仕事やその他の生活に追われてあまり本を読めていない。スマホでユーチューブ動画をダラダラと見てしまったりして、本を読む時間を自ら失くしてしまっているような気もしていた。

ユーチューブ動画って最初のうちは見ていて面白いと思っていたのだけど、所詮は素人が作っている動画がほとんどのため、最近は同じようなモノばかりで飽きてきました。そこで思い切ってユーチューブアプリを削除し、ユーチューブ動画を見るのを止めました。

1年以上前からヤフーニュースは見るのを止めていたので、その空いた時間をユーチューブ動画を見ることに費やしていたのだけど、その時間も空いたのでようやく本を読む時間を確保することができた次第。

そう考えると時間が無い無いと言っていたのは、単に自分で時間を浪費していたからに他ならず、ヤフーニュースやユーチューブ動画の視聴を排除することにより、時間を捻出することができたのだと思う。

人にはそれぞれ優先順位があり、時間も平等に有限なのだから、何かを諦めて何かを得るという思考でいかなければいつまで経っても自分の時間などは手に入らないということでしょう。

ということで早速図書館で本を借りてきて読むことに。家の中に本の在庫を増やさなくて済むため、図書館は本当にありがたい存在。

基本的にノンフィクション作品が好きで、自分が借りてきていた本を読むのも楽しいのだけど、妻が借りてきていた芥川賞受賞作品の『コンビニ人間』という本を読んで、フィクション作品もなかなか面白いと思った次第。

しかも芥川賞や直木賞は毎年選考が行われているみたいで、調べてみると面白そうなタイトルの本がたくさんある。両賞とも毎年選考は行われているみたいだけど、該当作品が無い年もそれなりにあり、少なくともイマイチの作品を無理矢理選出することはしていないみたい。

その、「とにかくビジネスのため、イマイチな作品でもいいから受賞作品にしてしまおう!」という姿勢が見られないことが単純に素晴らしいと思ってしまうのは、経済優先でオリンピックを無理矢理開催しようとしている日本政府のことがチラリと頭をかすめるからだろう。

さて、『コンビニ人間』を読了してみて、なかなかコレが面白かった。本が書かれた当時の世相が反映されているところや、受賞作品だけあって文章は読みやすいものだった。

何だか人生の目標が一つできたような気がした。とりあえず、芥川賞・直木賞受賞作品を片っ端から読んでみたいと思い始めたのだ。よく登山をする人が日本百名山を制覇するのに似ているのも気に入った。ただ、日本百名山は固定されているけど、受賞作品は毎年増える(該当作品ナシでなければ)ため、一年に2冊以上読破しなければ、永遠に全てを読むことはできません。

あまり古い作品はどうかと思うけど、少なくとも30年分くらいは読んでみたいと思っているところ。何が何でも全読破ということではなく、ゆる~く、なが~く面白そうな本を読んでいこうと思う。

そのためにヤフーニュースやユーチューブ動画を見ることを止めたのだから、その時間を有効活用したいものです。ちなみにコンビニ人間という本を読みはしましたが、コンビニで買い物をしないということは1年半以上継続できているので、今後もコンビニで買い物をすることはないでしょう。

関東地方の梅雨もまだまだ明けそうにないため、雨の日は家で読書がまだまだ楽しめそうです。

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