東京都心の風景&隅田川やその他の水路を見て想うこと
今日はちょっと用事があって東京駅から高速バスに乗って移動をしてみました。
高速バス乗り場の脇にあるレストラン風のお店は、『東京建物ビル』というかなりベタな名前のビルに入っている『アンジェロコート東京』というレストラン。
クリスマスの時期でもないのですが、何となくクリスマスを連想させるような飾り付けと、電飾を施しています。
しばらく『アンジェロコート東京』の入り口付近を眺めていたのですが、かなりの確率で女性が足を止め、入り口にあるメニューボードらしき看板に見入っていました。
やはりこんな感じでデコレートされているというだけで、気になってしまう存在なのでしょう。『クリスマスの時期ではないにも関わらずクリスマスっぽい』というのは意外性から人を惹きつける魅力があるようです。
では、同じく真冬の今だからあえて『真夏』を演出しても面白いと思うのですが、ちょっとシックな感じのするレストランには似合わないかもしれません。
ちょっと見えづらいですが、ここからは東京駅の八重洲中央口から伸びる大屋根の様子が伺えます。
ちなみに別の日に撮影した夜の風景はこんな感じで、なかなか幻想的で私と同様に写真を撮っている人もいました。
さて、ここから高速バスに乗るとすぐに首都高速都心環状線の宝町ランプから高速道路に入ります。高速道路に乗って5分もしないうちに通るのが、首都高速6号向島線のジャンクション部分で、高速道路が入り乱れているような感じの場所。
この下には水路があり、ジェットスキーで東京湾をツーリングに行った時には、このような首都高速の下を走る水路を航行したもの。銀座に方面や、御茶ノ水・秋葉原方面など、縦横無尽に走る東京の水路を好奇心の赴くまま航行しました。
特に首都高速道路の下を走る水路の航行はスリル満点で、水の中から突き出している首都高速の橋脚部分をスラロームするように航行するのですが、あまりスピードを出し過ぎていると橋脚にぶつかりそうで、ドキドキしながら航行したもの。
さらに、先行艇がいる場合には周囲の壁から跳ね返って来る引き波によってさらに水面が乱れるため、ジェットスキーがあらぬ方向へ向きを変えることもあり、首都高速の橋脚に吸い寄せられるように近付いてしまい、『ヒヤリ』とする場面も・・・。
そんなことを思い出しながら、バスに揺られていました。非日常感たっぷりの東京湾ツーリングも、何度も行くうちに航行していない場所がない程になり、何だか飽きてきてしまったのも事実。
贅沢な悩みだとは思うのですが、ここ何年かはジェットスキーのツーリングからは遠ざかっています。
しかしこの首都高速道路の脇には非常に多くの高層マンションが立ち並び、高架になっている部分からは、部屋の窓が丸見えです。
昼夜を問わず車が途切れることのない首都高速道路のこんな近くに住んでいて、うるさくはないのでしょうか。さらに排気ガスの影響も無視できないため、洗濯物をベランダに干すこともできないのではないかと、余計な心配をしてしまいます。
そのような不便や不都合を感じながらもやはり都心の物件は魅力的なのでしょうか。田舎に住む私にはイマイチ理解できないのですが、やはり都心に住むメリットも少なからずあるのでしょう。
もちろん窓は防音仕様にはなっているとは思いますが、家賃や住環境、通勤電車の混雑など、やはり都心に住むにはそれなりにエネルギーを必要とするのではないかと感じる私。
そんなことを思っているうちに見えてきたのが隅田川。その先には『東京スカイツリー』の姿も見えます。まだまだ話題の東京スカイツリーに東京ソラマチ。
何度か訪問したことがありますが、休日などは本当に大勢の人で賑わっています。
「やっぱ東京都心ってパワフルだよなぁ~」と思いながらのんびりとバスで移動する私でした。