日曜日の新宿をブラブラお散歩『東京都議会議事堂~新宿ファーストウエスト(謎の建造物)』
日曜日の新宿の街をブラブラしています。東京都庁の近くまでやってきました。
先ほど見たモード学園コクーンタワーの姿も見えます。その手前にはたくさんの緑の姿も。こうして改めて都心を散策してみると意外に緑が多いことに気が付きます。アスファルトとビルだらけの無機質な空間のため、やはり人に安らぎを与える自然の景観が必要ということなのでしょう。
やはり人間は太古の昔から自然から離れて生きることができない存在なのだということを感じます。このような近代的なビル群の中にある緑はそれを静かに証明しているようです。
東京都庁の象徴的な姿が見えてきました。
と、ビルの谷間に空へ向かって行くふうせんの姿が。青とピンクのふたつのふうせんがまるで男女のようにお互いに絡まり合いながら上へ上へ上がって行きます。
東京都庁の真正面に立ってみました。手前にある建物は『東京都議会議事堂』のよう。その後方に東京都庁舎の建物がそびえ立っています。
都議会議事堂の地下駐車場入り口がありました。駐車料金の表示などは出ておらず『関係車両以外はご遠慮ください』とあることから、都議会関係者以外の駐車は認められていない様子。確かに一般に開放してしまえば都議会議員の関係者の車を駐車する場所がなくなってしまうため、仕方のないことなのかもしれません。
東京都議会議事堂のエントランス付近に来ました。
『都議会議事堂見学は終了いたしました。』という看板が立っており、「へぇ~、都議会議事堂って見学できるんだ~」と思ってしまいます。ちなみに、見学時間は、平日9時から17時まで (土曜日、日曜日、休日及び年末年始はお休みです)とのこと。
その近くには東京都庁舎とその周辺の解説をする案内板の姿も。私と同じように都内見学をしている方が足を止めて見ていました。
周辺には大きな木がたくさん植えてあり、やはりビル群の中にあって緑は癒される存在です。
ビルの合間から見えた不思議な建造物。建物の隅に何やら謎の物体が取り付けられています。
デジカメのズームを使って撮影をしてみましたが、天井部分が凹んでおり、巨大な『じょうご』のような形をしています。「まさかアレで雨水を貯めているのではあるまいな」と思うのですが、何の目的で造られた施設なのかはここからでは分かりません。
とりあえず東京都庁のふもとにある大きな広場に来てみました。よく手入れをされた花壇があり、その脇にはずらりと銅像が並んでいました。細かくは見なかったのですが、何か意味がある銅像なのでしょう。
しかしいつ見ても大きくて迫力のあるビルですね。
さて、先ほど見た建造物が気になり、そのビルまで歩いてきてみました。遠くに見えている感じでしたが、東京都庁からは徒歩で5分程の距離にありました。
新宿ファーストウエストというビルのようで、貸会議室などがあるビルのようです。
だれでも自由に出入りできるようで、私もエントランスロビーに入ってみました。
何かあのじょうごに関する情報が無いか調べてみましたが、特にあの建造物に触れている説明などはなく、結局何の設備なのか分かりませんでした。
JRの新宿駅までは500m程。平日はこのオフィスビルで仕事をしている方達で駅周辺はかなりの人口密度になるのでしょう。
これだけのビルが半径1キロ以内に集中している新宿。その割にはビルの周辺に食事をするような場所があまり見当たらず、お昼時にはランチ難民が出るというのも何だか納得できる気がします。
新宿駅周辺に戻ってきました。モード学園コクーンタワーの姿がヨドバシカメラとパチンコ屋の間から見えます。
こちらは待ち合わせで有名な新宿アルタ前。今日は日曜日なので歩行者天国になっている模様。大勢の人が行き来しています。
都内に来ていつも思うことは、これだけの人が居るにも関わらず私の知り合いが一人も居ないということ。群衆に紛れるといいますか、大勢の人が居るにも関わらず感じるこのたまらない孤独感が心地良い場合もあり、寂しさを感じる場合もあります。
それだからこそ人は人との繋がりをどこかで持っていたいと常に望んでいるのかもしれません。「この群衆の中で一人で歩いている人も、携帯電話などで遠くに離れている人と繋がることでその寂しさを紛らわせているのかもしれないな」と、携帯電話やスマホに関してはあまり良い印象を持たない私も、「携帯電話ってその寂しさを埋める大切なツールなのかもしれないよな」ということを思いつつ新宿の街を後にしました。