第84回土浦全国花火競技大会(土浦花火大会)へ行ってきました
今回は、第84回土浦全国花火競技大会へ10月3日(土曜日)に行ってきた様子をご紹介。
いつもはキャンピングカーを近くの駐車場に停め、その辺りの田んぼや土手などで鑑賞していたのですが、今回はキャンピングカーではなく電車で土浦駅まで行きました。
土浦花火大会はかなり大きな花火大会のため、駅周辺は相当な混雑が予想されると思うのですが、何しろ初めて電車で行くものですから勝手がよく分かりません。それでも行けば何とかなると思い、事前のリサーチもほとんどせずに行くことに・・・。
JR土浦駅に到着したのが午後4時20分頃。駅に人が溢れているせいでしょうか、途中の駅で電車が10分程停車し、ホームへ入る電車の調整をしているようでした。そのため、当初の到着予定時間より遅れて土浦駅に到着。
駅のホームはごらんの通りの混雑ぶり。ちなみに反対側のホームも同様の混雑ぶり。
しかし毎年のことなのでしょう、駅員の方の誘導も慣れたもので、改札口へ人が集中するのを避けるためホーム上で一旦待たせ、改札付近が空いてから前へ進めるようです。
『しばらくお待ちください』の立て札も準備されており、運営に抜かりはない様子。「ムムッ、なかなかやるな」という感じ。
土浦駅の改札を出てもご覧の通りの混雑ぶりですが、比較的スムーズに人が流れていきます。土浦花火大会の会場まではシャトルバスを使って移動する予定なので、シャトルバス乗り場まで移動します。
シャトルバス乗り場までの道も当然大混雑ですが、ここも比較的スムーズに人が流れていきます。
土浦花火大会会場行きのシャトルバスが見えてきました。
バスだらけです。ここで気が付いたのですが、この道路は本日一日シャトルバスの運行だけに使用されている様子。一般の車の姿はなく、道路を通行しているのはシャトルバスのみ。
いわば電車のような感じで次々と来場者を土浦花火大会会場へ運んで行きます。ちなみにシャトルバスは有料で、片道大人240円。歩いても会場へ行くことはできるのですが、勝手の分からない私は迷わずシャトルバスを使うことにしました。
これは土浦花火大会会場へ行くシャトルバス乗り場。非常に混雑しているように見えますが、先程見た通りバスが多数待機しているため、前のバスに続いて次のバスが入ってくるようなスタイルで、どんどん人がバスに乗り込んでいきます。
会場まではバスで5分程度。シャトルバスを使ったおかげで土浦花火大会会場に到着したのがちょうど17:00。花火大会開始まで残り1時間と、かなりいい時間に到着しました。
ここから土浦花火大会を見る場所に移動するのですが、今回は奮発して桟敷席を確保。それなりにお金が掛かるのですが、あらかじめ花火を観覧できる場所が確保されているということは心強いもの。
それにいつも遠くから見ていた土浦花火大会を一度は近くで見てみたいという気持もあり、今回は『本物の土浦花火大会を見る』ということで、奮発してしまいました。
ということで、今回は特等席である桟敷席での土浦花火大会鑑賞となります。時刻は17:30分頃、いい感じで日が暮れてきて、夕焼けがキレイです。気温もそれ程低くはなく、半袖でも寒いという感じはしません。
時刻は17:45分頃。徐々に空が暗くなってきました。しかしこのワクワク感は何なのでしょう。いつものように遠くから見ている時と明らかに気分の高揚感が違います。
少し空に明るさが残る中、土浦花火大会が始まりました。やはり有料の桟敷席のため、花火全体がよく見え、迫力満点。
今回は桟敷席で見るということで、途中で販売していた花火大会のプログラムを購入(100円)しました。
この土浦花火大会は余興広告花火として、スポンサーの花火が時々間に入ります。
これはイオンモール土浦の余興広告花火。この近くにあるイオンモール土浦は、花火大会の当日は臨時休業となり、大型のショッピングモールのため、一日休業すればかなりの損失になると思うのですが、土浦花火大会に協力してお休みにしているようです。
土浦イオンモールの花火もなかなか豪華でした。
次は、『にんぽんの介護・いっしん』ということで、介護関連の会社の余興広告花火。宣伝のアナウンスも流れ、遠くで見ていた時と違い、会場付近ではこんな余興もしていたのね、と初めて知りました。
土浦花火大会の中盤に土浦市長の挨拶があり、その後に展開される『ワイドスターマイン「土浦花火づくし」』が反則気味の展開で、この花火、凄すぎます。
写真だけでは全然伝え切れないのですが、とにかく花火の上がる数がハンパないことと、ワイドスターマインというだけあり、打ち上げ会場一杯を使って打ち上げられる花火は圧巻の一言。
全ての花火が視界に入らない花火など、私は初めて見ました。もうどこを見ても花火、花火、花火で、どれを見ればいいのか分からなくなる程。この花火を見るためだけでも土浦花火大会に行く価値があると思いました。
あんな凄い花火を見せられてからの、続きの余興花火が多少気の毒ではありますが『れんこん日本一』という余興花火はある意味シュールな感じ。
続いてジョイフル本田の余興花火も上がりました。
その後も土浦花火大会は続き、単発で上がる10号玉もキレイですが、やはり連続して打ち上がるスターマインが豪華で美しいと思いながら鑑賞。
クラブツーリズムなど、旅行会社が主催するバスツアーもあるようで、クラブツーリズムのバッジを付けた人も何人か見ることができました。
最後まで花火大会を鑑賞し、帰りも当然のように大混雑でしたが、バスの輸送能力がすさまじいため、それ程時間が掛かることなく土浦駅に到着し、電車も思った程混雑していませんでした。
「やっぱり本物はいいよな・・・」と思いながら岐路につきました。この土浦花火大会の雑踏警備やバス運営は素晴らしいものがあり、「80万人規模の人が訪れる花火大会の運営って凄いな」と思った私。