築地場外市場へ食べ歩きに行ってきました【その2】

今回はいろいろと問題が発覚し、移転が延期になった築地市場へ遊びに行った様子をご紹介。

築地場外市場

続いて来たのは『築地 さのきや』という、たい焼きならぬ『まぐろやき』で有名なお店。

小さなお店ですが、築地では有名なお店のようで店先には常に小さな行列ができています。たい焼きではなく、まぐろやきというのがいかにも築地らしいと思わせるところ。

早速まぐろやきを注文しようと思うのですが、注文に生産が間に合わないのか、今注文して受け取りは40分後という驚きのたい焼き、いや、まぐろやき屋さんです。

築地場外市場

『まぐろやき』の種類は2種類あり・・・

〇 本マグロ 200円(税込)・・・普通のつぶあん入り
〇 中トロ 220円(税込)・・・つぶあん+杏(あんず)入り

ということで、サイズもそれ程大きくなく、とりあえず両方食べたいので、2個(匹?)を注文。お金を先に払い、40分後に受け取るという予約を済ませました。

築地場外市場

そのまま店先で40分間を待つのは時間がもったいないため、再び築地市場の散策を再開。相変わらずの人ごみで、歩くのもままならないといった感じ。

築地場外市場

次に向かったのは『築地うなぎ食堂』。ここも築地の中では有名なうなぎ屋さん。冬が近付いているため、そろそろうなぎが美味しくなってくる頃。

『土用丑の日』は春夏秋冬4季にわたってある訳ですが、何故夏の『土用丑の日』に限ってうなぎを食べる習慣があるのか、ご存じでしょうか?

当時の平賀源内が広めたと言われ、うなぎを食べる風習が『“夏の”土用丑の日』であったため、 現在「土用丑の日」と言えば、夏の土用丑の日となったみたい。

また、本来うなぎの旬は冬のため、以前は夏にうなぎはあまり売れず、夏場に売れないうなぎの販促のため、 本来旬ではない“夏”という時期にうなぎを食べる風習を根付かせたという説が有名。

ですから、わざわざ脂の抜けた夏に高いお金を払ってうなぎを食べるのはナンセンス。これから旬を迎えるうなぎを適正価格で味わうのが賢い消費者というもの。

クリスマスやバレンタイン等、企業団体が無理矢理造り出したシーズン性ブームと同じように、『うなぎは夏』と思い込んでいると、美味しくもないスカスカのうなぎを高額で食べさせられる羽目になります。

そうは言ってもうなぎは高額。気軽に食べられるものではありませんが、この『築地うなぎ食堂』の串うなぎは一串100円(税込)というリーズナブルな価格。

築地場外市場

焼き鳥のように串に刺さっており、食べ歩きしやすい大きさ。早速購入して食べてみましたが、ふっくらとして美味しいうなぎでした。この大きさで100円であれば、10串買ってご飯に載せればそこそこ立派なうな丼ができそう。

買ってすぐに食べてしまったため、写真を撮り忘れました。販売されているうなぎ串の様子はこんな感じです。

築地場外市場

海鮮丼のお店の前にはマグロのかまが置いてありました。ここは『築地場外市場』で、確か場内もあり、そこにも丼ぶり屋さんやお寿司屋さん、その他のお店が沢山あったと思います。

まぐろの頭の向こう側にある外テーブルでは、ジョッキに入ったビールを飲んでいる人の姿も・・・。ジョッキは空のため、何かをつまみにビールを飲んでいたと思われ、なかなか羨ましい光景。

築地場外市場

これは、ホタテ貝にうにを載せて焼いている光景。非常に贅沢な組み合わせで、一串1,000円という微妙なお値段にも関わらず、店先で焼き上がるのを待っている人が大勢。

これこそビールを片手に食べてみたい一品。そう言えば生ビールを販売しているお店もあり、先程の店先ではありませんが、ビールを飲みながら食べ歩きをするのも良いかもしれません。

築地場外市場

お次は海鮮の定番であるカニを販売しているお店。

お正月になると何故皆さんカニが食べたくなるのでしょう?私は少しもそんな気分にはならないのですが、何故か年末年始にはカニの需要が伸びるのは不思議。

築地場外市場

そんなカニにとっては非常に迷惑な季節が近付いてきている訳ですが、そのカニも非常に高額なものも。カニを代表する『タラバガニ』ですが、1パイ(匹?)14,000~26,000円という驚くような価格が付いています。

多分美味しいとは思うのですが、ここまでの金額を出してまで食べようとは思わないのも事実。それ程カニが好きではない私なので、人それぞれだとは思いますが、同じ金額を使うのであれば、他にも美味しいものはあるハズ。

築地場外市場

次に来たのはいちご大福のお店。店先に並べられているいちご大福が非常にカラフルで美味しそう。

築地場外市場

でも私が購入したのは一番左端にあった『くり大福』。秋限定のような感じがする『くり大福』だけあり、とりあえず他の黒ゴマやカスタード、ずんだ、チョコあん、抹茶なども気になったのですが、今回は『くり大福』をチョイス。

早速食べましたが、栗の味と香りが濃厚で、大福とは思えないような美味しさでした。冷蔵庫の中に入っていたものを出してきたばかりなのかもしれませんが、非常にひんやりしていたため、もう少し常温程度に温度が馴染めば、さらに美味しい大福だと思いました。

まだまだ食べ歩きは続きます。

築地場外市場

大福の次はこの練り物にトウモロコシをコーティングした、モロコシ揚げを食します。これも築地市場では有名な食べ歩き食材のようで、食べてみたかったもののひとつ。

築地場外市場

他にも練り物はありますが、「意外に練り物ってお高いのね」というのが素直な印象。1パックセットで1,500円とか1,920円とかという価格で、「観光地価格なのかしらん?」と思ってしまいます。

築地場外市場

それでも、もろこし揚げも1個320円(税込)と決して安くはない価格ですが、ここは観光地ということで購入。少しかじってますが、とうもろこしの甘さと練り物のしょっぱさが相まり、なかなかの美味しさ。

揚げたてを食べたので、アツアツの状態でした。ただ、ものすごく美味しいかと言われればそれ程でもなく、「まぁ、こんな感じかな?」と言ったところ。インターネットでは絶賛されている記事もありますが、まぁ、所詮は練り物ととうもろこしですから・・・。

築地場外市場

そうこうしているうちに、さのきやのまぐろ焼きが焼き上がる時間に。お店まで取りにいき、早速2匹を並べて記念撮影。

驚くべきは、12時ちょい過ぎの時間帯で全ての食材が売り切れ、まぐろ焼きは完売という札が出ていたこと。私が受け取っている脇では、買えなかった人が残念そうに店先を後にする姿も・・・。

「う~む、この人出だからな、想定外の売れ行きなんだな」ということで、早速二匹を食します。

味はまぁ普通のたい焼きですわ。でも本体の周りにある皮がパリパリしていて美味。ちなみに杏(あんず)入りの方は中の杏が酸っぱくて、酸っぱい物が苦手な私の口には合いませんでした。

「今度は、本マグロだけでいいや」と思ってしまう私でした。

築地場外市場

甘いものが続き、ちょいとリセットしようと『米本珈琲本店』でカフェラテ(砂糖無し)を飲んで一休み。通りは相変わらずの人波で、お昼時を迎えた築地場外市場はますます混雑してきました。

築地場外市場

ビジネスホテルの壁面を見上げるとそこには大きな『タイ』の絵が・・・。築地らしい光景です。

築地場外市場

その他、たわしのクリスマスツリーがあったりして、コレはこれで『エコ』なクリスマスツリーだと思い、ウケ狙いであれば今年のクリスマスツリーにいかが?(笑)

築地場外市場

その、たわしクリスマスツリーのお店で見つけた『プジョー ペッパーミル・ソルトミル』。

※今は自動車が良く知られていますが、ミルから始まったプジョー。粒の大きさも調節でき、胡椒の香り、エッセンスを引き出します。

ということで、プジョーという自動車製造メーカーはミルを最初に造っていたと知り、ちょっとビックリ。築地場外市場でこんなトリビアに出会えるとは思っていなかったため、二度ビックリの展開となりました。

「やっぱ外に出るといろいろ面白いことがあるなぁ~」と思ってしまう私。

築地場外市場

乾物屋さんの前ではドライフルーツの試食が行われていて、珍しいミカンの輪切りのドライフルーツなどがあったりして、いちじく、ミカン、パイナップルと食べてみましたが、私的には、味や食感はパイナップルが一番でした。

ミカンはサクサクで風味もありますが、パイナップルはしっとりとしていて甘みも強く、非常に美味。いちじくは元々あまり好きではなかったため、「こんなものかな?」という感じ。

人それぞれ好みはあると思いますが、1袋430円という微妙なお値段に購入している人も多くいました。

さて、次は何を食べるかな?と思いながら築地場外市場の散策を続けます。

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