築地場外市場へ食べ歩きに行ってきました【その3】~銀座へ
今回はいろいろと問題が発覚し、移転が延期になった築地市場へ遊びに行った様子をご紹介。
次に食べたのはパン。「築地でパン?」と思われるかもしれませんが、「海鮮や乾物などのジャンルと違い、パンは築地場外市場の中でも意外に新鮮かも?」と思えるところ。
クロワッサンが有名な『ル・パン』というパン屋さんで、メープルシロップ入りのクロワッサンが絶妙な美味しさでした。
店内で食べるスペースもあり、クロワッサンの焼けるいい匂いと共にパンを食べることができます。食べている間も店頭にはお客さんがひっきりなしに訪れ、次々とクロワッサンが売れていきます。
築地場外市場の中では何気に有名なお店のよう。
いろいろと食べ、コーヒーも飲んだりして結構お腹がふくれてきました。相変わらず築地場外市場の中には人が大勢歩いていて、店先に並べられたトロ箱やバイク、商品や人などで混沌とした感じです。
「この混沌とした感じがいかにも市場らしくていいよなぁ~」と、思う反面、「新しい豊洲市場に市場が移転した場合、この場外市場はどうなってしまうのだろう?」と思ってしまいます。
そこでお得意のインターネットで少し調べてみると、『場内市場が豊洲に移転するニュースにより、「築地全体が移転してしまう」と捉えている方も多い状況です。しかし、実際には築地場外の400店舗はもちろんのこと、2016年11月にオープンする市場施設「築地魚河岸」に入居する、場内市場の仲卸約60店舗も引き続き築地で商いを続けます。』ということで、この築地場外市場は移転後も残るみたいで、そんなに慌てなくてもいいみたい。
この活気と混沌がこのまま維持されると分かり、何だかホッとした次第。今回の訪問でまだまだ食べていない食材や銘品もあるため、また日を改めて来ることができると思えば、何だか安心しました。
築地場外市場にある一部店舗の営業状況。日・祝や水曜日がお休みの店舗もあり、土曜日は全店営業しているようですから、土・日がお休みの方は土曜日に築地場外市場に行くことをお勧めします。
もんぜき通りは相変わらずの、『悶絶級の混雑』で、非常に活気があります。
ホルモン料理のお店も超満員で、行列が出来ていました。もう何十年も使い続けているような、年季の入った鍋で作られるホルモンがとっても美味しそう。ご飯の上にホルモンを載せた『ホルモン丼』を皆さん美味しそうに食べていました。
築地場外市場の喧騒を離れ、訪れたのは『築地本願寺』。
無宗教の私にとっては特に興味がある訳ではありませんが、築地界隈にあるお寺としては大きなお寺のため、物珍しさから訪問しました。
何となく『インド』っぽいような気がするのは私だけ?
『狛犬(こまいぬ)』ならぬ『狛ライオン』といった風貌の銅像が階段の両脇に鎮座。やはり何となく日本のお寺という感じがしません。
『報恩講』という一般参拝者向けの講話のようなものが行われるみたい。ちょいと中に入ってみましたが、入口でおせんべいやパンフレットを配ってくれるという歓待ぶりで、この辺りもなんだか日本のお寺とは何か違う感じ・・・。
築地本願寺はサラリと見て、今度は銀座へ向かいます。スマホのグーグルマップで見ると築地と銀座は近接していて、歩いても行けそう。
実際には10分も歩けば『中央区 銀座三丁目』という看板が出てきて、あっさり銀座に到着。
銀座のスタバは混雑していました。一階も二階も満席の状態。窓際の席で銀座を行き交う人を見ながらコーヒーでも飲みたいところですが、ちょいとそれは出来ないみたい。
銀座の中心部は一部歩行者天国となっていました。こちらも凄い人出で、新宿の歩行者天国と遜色ありません。ただ、何となく歩いている人達の『層』が違うというか、何と表現したらいいのか分かりませんが、新宿や渋谷・池袋と違い、『大人』な感じの人達が多いような気がしますね。
と、思いながら見ていると、銀座のアップルストアを発見。「オッ!ここは新しいi-phoneが発売されると行列ができるあの店舗だよね」ということで、銀座3丁目にあるアップルストアを興味深く眺める私。
もちろん店内にも入りましたが、非常に混雑しており、特にi-phoneに興味がある訳でもない私はそそくさと退散。
ブランド物のお店でしょうか?店頭のディスプレイがキレイ。
少し歩くと『銀座4丁目』に入りました。
銀座山野楽器の前には大きなクリスマスツリーの姿もあり、「あ、もうクリスマス商戦は始まっているのね」と、気付かされます。
日本で一番土地のお値段が高いと言われている場所にある、『銀座WAKO』。
今のディスプレイは『白熊の親子』。ボタンを押すと親熊の頭が動き、目を覚まします。ディスプレイの前には大勢の人が携帯のカメラで写真を撮影していました。
とりあえずお店の中に入れるような雰囲気だったので、少し見てみました。
実は入店するのは初めて。腕時計のお店だったというのは初めて知りました。ただ、私のような一般庶民には縁遠いお店のよう。
何てったって価格がハンパありません。数十万単位のお値段の腕時計ばかりで、500万円以上する時計も展示してありました。
「う、腕時計ですよ!」そう、あの腕にくるりと巻き付ける小さな腕時計なのですが、480万円とかいうプライスが平気な顔をして付けられています。
最初は桁を見間違えたかと思って二度見してしまいましたが、やはり480万円でした。やはり日本一地価の高い場所にある店舗だけあり、取り扱う商品の金額もハンパではありませんね。
そんなことを思いながら、もう少し銀座をブラブラします。