携帯電話料金の政府介入が迷惑な件
3年ほど前に格安シムに変更し、今まで使ってみましたが、スマホを使うにあたっては格安シムで十分だと私は思っています。
政府が携帯電話料金を引き下げろと各携帯キャリアに迫っているようです。残りの任期が一年そこそこなので、何か実績を残しておきたいと躍起になっているようで、やり玉に挙げられた携帯電話会社はたまったもんじゃないですね。
大手キャリアの携帯電話料金が引き下げられると何が起こる
根拠のない無闇な料金引き下げはサービスの低下を招いてしまう危険性もあるため、安易に料金が下がるからと言って喜んでばかりはいられません。
政府の介入(強弁)によって携帯電話料金が値下げ
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携帯電話会社の収益が悪化
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格安携帯会社への回線貸与料金の値上げ
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収益悪化により、通信設備のメンテナンスが行き届かなくなる
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災害時に携帯電話が繋がらない期間が長期化
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携帯電話という生活インフラへの不信感が強まる
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結果、無理強いをした政府への不信感が増大
というような悪循環に陥ってしまうのではないかと危惧しているのだ。私ひとりが騒いでも、どうこうなるような問題ではないと思いますが、何事も無理強いはいけません。
特に気になるのが、格安シム(格安携帯電話)を使っている自分のような人間のこと。格安携帯携帯会社への回線貸与料金の値上げをされると、今まで大手キャリアに高い携帯電話料金を支払ってくれていた人の恩恵を受けていた私にまで、悪影響を受けてしまいます。
そもそも携帯電話料金が高いと思っている人であれば、とっくに格安シム(格安携帯電話)に乗り換えているハズなので、今更料金を強制的に引き下げさせる必要などないのではないかと思うところ。
安かろう悪かろうというサービスになる可能性も
もちろん大手キャリアの携帯電話を使用している人は料金の値下げを歓迎していると思うのですが、今の料金体系だからこそ受けられるサービスというものも確実に存在している訳ですから、闇雲に料金を引き下げた結果、格安シム(格安携帯電話)同様のサービスしか受けられなくなる可能性もあります。
市場の競争原理によって価格が決められ、そのサービスを享受している人がいる以上、政府が強制介入して価格をコントロールするなど、社会主義国家みたいなことをするんだなと感じてしまいます。
間もなく、「政府が市場競争原理を無視して強制介入すると、ロクなことが無いんだな」ということがよく分かると思います。そこそこの料金を支払っているのに、格安シム(格安携帯電話)と同等のサービスしか受けられないと知った時、日本国民はどう思うのでしょうね。
会社の昼休みになると格安シム(格安携帯電話)は通信が重くなるのを承知していても、何となくイライラしてしまう私でした。それでも、それをある程度容認すれば、普段使うには何の支障もない上、料金も格安(1,800円程/月)なので、格安シム(格安携帯電話)はオススメですよ。