サラリーマンは税金を沢山払っているのに図書館などの公共施設をほとんど使えていないジレンマ

最近ようやく図書館を利用し始め、その利便性と有効性に気付き始めている私です。

本は買って読むしかなかった

基本的に読書は好きで、テレビを見る時間があれば読書をしていたい方だった私。本屋さんに行くのも好きで、気になる本があれば時々買って読んでいました。ただ、仕事をしていると読書の時間がなかなか取れず、1冊の本を読み終えるのに1ヵ月ほどかかることも少なくありませんでした。

さらに、良い本だと思って読んだ後も自宅に保管しておいても、もう一度読み直すことは殆どと言うか、まずありません。そのような感じで読み終えた本が自宅に溜まり、時々掃除も兼ねてブックオフに持って行ったりもしました。

ハズレ本の処理に困る

面白そうだと思って買った本でも、読み始めてみると何だか思っていたのと違い、あまり面白くない場合もあります。いわゆる『ハズレ本』というモノ。悔しいのだけどお金を払って手に入れている以上、何とか無理してでも読もうと思うものの、やはり途中でギブアップしてしまう。

そんな『ハズレ本』を過去に何度かひいてしまったこともあり、最近は本を買うにもなんとなく躊躇してしまう私。アマゾンの書評を見て満足してしまったり、時間が無いことを理由にスマホで遊んでしまうなど、本から遠ざかっていました。

久しぶりに図書館に行ってみた

ある日テレビで図書館のことを放送しているのを見て、「そうだ、本なら図書館で借りることができるじゃない」と思い出し、近所の図書館に行ってみたところ、面白そうな本が大量にある。しかも座って本をじっくりと読めるような椅子や机もあり、受験生とおぼしき高校生が熱心に勉強をしている姿も。

私も面白そうな本を手に取り、椅子に座ってじっくりと読んでみる。読書をしていると時間があっという間に過ぎ、家に帰らなければならない時間に。そこで図書カードを作り、本を借りて帰ることにしました。図書カードは簡単な手続きで作成することができ、最近は本を無人で貸し出してくれる機械も導入されているらしく、図書館も昔に比べて進化していると感じました。

納税しているのに公共施設を殆ど使えていなかった

図書館で借りた本の何がいいかと言えば、

・家に読み終えた本が溜まらない
・ハズレ本を引いても金銭的負担が無い
・無料で様々な本を借りて読むことができる
・本屋さんには無い古い本を読むことができる
・返却期限があるため、本を読もうという気になる

等々のメリットがあり、全ての本が準備されている訳ではないものの、多くの本を読むことができます。今までは仕事が忙しいことを理由に殆ど使えていなかった図書館ですが、これからは積極的に使っていこうと思う。

そう考えると、図書館を始め、市営のプールや運動施設などの公共施設を殆ど使うことなく、毎日の仕事や生活に追われて過ごしていたと気が付く。やはりこれらの施設を存分に活用するためには、『定年退職後の時間がある状態』という環境に身をおかなければ時間が全く足りません。

税金をせっせと払っている仕事をしている現役世代が十分に活用できず、定年退職組や早期リタイア生活者等だけが十分に活用できる時間があるなんて、何かとても損をしているような気分になるのは私だけでしょうか?

私も早く定年退職をし、図書館を始めとした各種公共施設を十二分に活用してみたいと思いつつ、日々の生活に追われて毎日が過ぎていくのでした。

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