軽キャンピングカーの選び方について考えてみました
軽キャンピングカーの最大の魅力はそのコンパクトな車体。
小さな車体のため車内が狭いと思われがちです。しかしポップアップルーフやエレベータールーフ(ミスティックプランニング/ミニポップビー等)を装備した軽キャンピングカーであれば頭上空間も十分で、車内で大人が立つことも可能。
さらにアメ車キャンピングカーのように壁面部分がスライドアウトする軽キャンピングカー(株式会社コイズミ/かるキャン)もあり、展開すれば小型のキャブコン程の居住空間を確保できる軽キャンピングカーもあります。
これらの車両に乗ってみると、『軽自動車キャンピングカーは狭いもの』と言う先入観を払拭できるかもしれません。
軽キャンピングカーは狭いものと言う先入観がある方は、是非キャンピングカーショーなどで実車を見て乗って、イスに座って、ベッドに寝てみて欲しいもの。新しい発見があると思います。
特にキャブコンタイプの屋根までFRP製のハードシェルの軽キャンピングカーであれば、断熱性や遮音性などはカムロードなどをベース車両とする大型キャブコンと遜色ないため、快適に過ごすことが可能。
基本的には室内空間がそれ程大きくはないため、FFヒーターの効きも良く、真夏の暑さを回避するためであれば、窓掛けクーラーに小型発電機の組み合わせもいいかもしれません。
ハードシェルタイプの軽キャンピングカーであれば、風が強い時や大雨の時でも車内は快適。やはりハードシェルタイプの軽キャンピングカーはポップアップルーフやエレベータールーフにはない使いやすさがあります。
その分価格は張りますが、全体的な耐久性とリセールバリューを考えれば、最初は高額ですが長い目で見た場合にはお得かもしれません。
あと、軽キャンピングカーは装備品があまり付いていないタイプがオススメ。
というのも、あまりゴチャゴチャと装備品を詰め込んでいる軽キャンピングカーは車内空間が狭くなるだけ。
大型のキャブコンであればいざ知らず、軽キャンピングカーの室内空間は限られているため、できるだけ簡易なキャンピング装備の車両がベスト。
軽キャンピングカーであれば大型のキャブコンより大幅に安いのかと言えばそうでもなく、やはり特殊な車両ということからか、平均で200万円前後、高いものは350万円を超す価格のものがあります。
「軽自動車に350万円も払うの~?」と言われそうですが、ほとんどが手作りという事と、販売台数を考えれば仕方のないことかもしれません。