キャンピングカーのベース車両は2WDor4WD?
キャンピングカーを選ぶ際に悩むのが、ベース車両の駆動方式を2WDor4WDにするか、ガソリンエンジンもしくはディーゼルエンジンにするか、さらにATにするか、MTにするかで非常に迷うところ。
どの選択肢も後からオプションで取り付けるという訳にはいかないため、どうしてもベース車両の仕様を変更したい場合は、キャンピングカーを買い替えるしかないのも事実。
私の独断と偏見を申し上げれば、キャンピングカーとして最強のベース車両は、『4WD/ATのディーゼルエンジン(ターボ付なら尚良し)』と思うところ。
理由としては、キャンピングカーで行くと思われるキャンプ場や河川敷などは、地面の柔らかい場所もあり、スタックの心配が少ない4WDがオススメ。
ディーゼルエンジンのメリットは、何と言っても燃料代の安さが魅力。これからも燃料価格が上がる要因はあっても下がる要因はあまりないため、ガソリンより少しでも安い軽油を使う方が長距離を走る機会の多いキャンピングカーにはオススメ。
さらに、AT車にする理由はやっぱり楽だから。レジャーに使う車だから出来るだけ面倒がないものを選びたいものです。
その上、売却する際に、4WD/ATディーゼルのキャンピングカーは査定も高く、売りやすいのも事実。と、『4WD/ATのディーゼルエンジン(ターボ付なら尚良し)』メリットばかりのキャンピングカーのベース車両だと言いたいところですが、多少のデメリットも存在します。
・ディーゼルエンジンの価格が高いということ、さらに4WDとなればその分価格は高くなります。
・ディーゼルエンジン+4WDの組み合わせはガソリンエンジン+2WDより車両全体の重量が重く、これは燃費や走りに影響してきます。燃料代は確かにガソリンより軽油の方が安いのですが、実際にはあまり差が出ないかもしれません。
・ディーゼルエンジンはガソリンエンジンより騒音値が高いため、運転席、助手席周りの静寂性はガソリンエンジンの方が上
・中古キャンピングカーなどに搭載されている古いディーゼルエンジンなどは、排気ガス規制などにより、短期間しか使えない場合もあるため注意が必要。
等、ディーゼルエンジンベースのキャンピングカーにも少なからずデメリットは存在するため、「何が何でもディーゼル車がいい」という私のようなディーゼルエンジン信者でもない限り、ガソリンエンジンベースのキャンピングカーでもいいかもしれません。
ただ、カムロードにガソリンエンジンの4WD仕様は無いため、今のところ(2015年現在)カムロードの4WDキャブコンに乗ろうと思えばディーゼルエンジンしか選択肢はありません。