普通乗用車と違うキャンピングカーは必ず試乗しないと後悔する!?

キャンピングカーは必ず試乗してから買った方がいいと私は思っています。「キャンピングカーは特別な車だからなかなか試乗などはできないのではないか」と考えている方もいるかもしれませんが、そうでもありません。

ただ、普通乗用車や軽自動車に比べれば圧倒的に販売台数が少ないため、全てのキャンピングカーに試乗できる訳ではありません。それでも、多くの方が新しい車を購入しようとした時には試乗をするのが普通だと思います。

キャンピングカー

私が試乗して確かめることと言えば・・・

○まずは運転席の座り心地や広さの確認
○フロントガラスから見える範囲の確認
○スピードメーターなどが見やすいかどうか
○シフトレバーの形状や操作のしやすさはどうか
○ウインカーやワイパーのレバーが操作しやすいか
○パワーウインドのスイッチ類が操作しやすいか
○エンジンをかける時のセルモーターの音質はどうか
○アイドリング時のエンジン音はどうか
○運転中のハンドルの重さはどうか
○ハンドルの太さは自分の手に合っているか
○アクセルを踏み込んだ時の加速はどうか
○ブレーキの効きはどうか
○コーナーでの車体の姿勢はどうか
○オーディオやカーナビは操作しやすい位置に付いているか
○エアコンの操作パネルは操作しやすいか
○バックミラーから見える後方の様子はどうか
○トランクや車内の収納はどのようなものか

など、ざっと挙げただけで普通乗用車でもこれだけの項目があります。

キャンピングカー

さらに細かい点を言うと。

○晴れの日と曇りの日で車体はどう見えるか
○ヘッドライトは明るいか
○タイヤはどのメーカーのどういう銘柄を履いているのか

などもあります。

これにキャンピングカーであれば、

○居室部分の空調は走行中に快適なのか(特に夏場の酷暑時にクーラーが効かなければ、家族を蒸し風呂のような後部居室部分に長時間乗せることにもなりかねないため、入念なチェックが必要)
○ハイエースがベース車両であるバンコンと、カムロードなどのトラックがベース車両のキャンピングカーの乗り心地はどうか
○FFヒーターの効きはどうか
○加速やブレーキ時、コーナーリングの際の車両の姿勢はどうか
○走行中に不安な挙動はないか
○シャワールームやトイレルームま実用的な広さか
○運転中に前後左右をきちんと確認できるか
○ゼロ発進からの加速感はどうか

キャンピングカーは普通の車と違い、様々な装備品を搭載していたり、キャンピングカーの車種によってはトラックの荷台にFRPのキャンピングシェルを載せていたりするため、本来のベース車両とは加速、減速、コーナーリング、乗り心地において、全てが違うと言っても過言ではありません。

試乗しないで購入した結果、乗り心地や加速に不満を感じても後の祭り。自分が無理なく運転できるかも含め、キャンピングカーの試乗はとても重要だと思います。

昔はそれ程多くはありませんでしたが、現在は試乗を積極的に勧めているキャンピングカービルダーも多いもの。

特にキャンピングカーショーの後にはアンコールフェアと称して試乗会などが盛んに開催されているため、お目当てのキャンピングカーがある方にとってはチャンスかもしれません。

試乗をして後悔することはないと思いますが、試乗をせずにキャンピングカーを購入して後悔することはよくある話のため、例え遠方でもお目当てのキャンピングカーが試乗できるのであれば旅行だと思って出掛けてみても損はありません。

最近のキャンピングカーは装備も豪華ですが、その分価格も上昇傾向にあり、バンコン・キャブコンでも500~600万円程するため、失敗は許されません。

それを思えば例えキャンピングカービルダーが遠方でも試乗をする価値はあると思うのですが、いかがでしょうか。

下手をすれば住宅を買う次位に高い買い物になるキャンピングカー、選ぶのに慎重になり過ぎることに越したことはありません。

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