雨の日にキャンピングカーでキャンプをするメリットとは?
雨が降っている中わざわざキャンプに行こうという人はまずいないと思いますが、キャンピングカーだったらよほどの豪雨や台風でもなければ大丈夫。もちろん、キャンプの目的がキャンプ地での釣りやハイキングなどアウトドアであるなら難しいかもしれないけれど、車の中でゆっくり過ごすというならば、キャンピングカーは最適です。
まず、雨の日、特に梅雨や秋の長雨の時期などは、キャンプ場やRVパークはガラガラです。それに、雨が降っていれば外で大騒ぎするようなマナーが悪い人もいません。
普通の車で行ってもできることですが、そこはそれキャンピングカーは車内での居住性を考えて作られているものですから、車内で過ごす快適度が一般車とは格段に違います。
雨がしとしと降るキャンプ場で、木々に囲まれながら車内でコーヒーやお茶などをすすりながら、音楽を聴いたり読書したりするのはなかなかいいものですよ。
ただ、キャンピングカーの場合、防水性をチェックするのは大切です。普通の自動車を内装だけキャンピングカー仕様にしたものならばあまり問題はないのですが、例えば屋根が開く「ポップアップルーフ」になっているもの、車体のどこかを切ってユニットを接合したものなどは、切ってあるから必ずしも雨漏りするわけではないとはいえ、やはりきちんと防水性が確保されていることが非常に重要になります。
特に、経験が浅いビルダーが制作したポップアップルーフは、雨漏りがするというような話も聞きますし、きちんと閉めていなかったというユーザー側のミスのせいで雨漏りすることもあります。
心配ならば、キャンプに行く前に、自宅で水をかけたり、強めの雨が降っている時に近所を一回りしてみるといいでしょう。
最後に、確かに雨の日のキャンプ場は快適ですが、山間地にあることが多く、降水量によってはキャンプ場が無事でもがけ崩れや洪水で道路が分断されることもあります。そういったことに巻き込まれないように、気象情報や複数ルートの情報なども仕入れてから行くようにしてくださいね。