キャンピングカーを災害避難用に使うことについての疑問と問題点

2016年4月14日から熊本県・大分県で相次いで発生した大規模な地震により、いまだ多くの方が避難所での生活を強いられています。

そうした状況の中、IT企業のガイアックスは、キャンピングカー業者やキャンピングカーオーナーに呼びかけて、キャンピングカー、トレーラーハウスの無償貸出を始めました。

確かにキャンピングカーは、被災地でも有用に思えます。震災前にも、キャンピングカーを災害時の避難所として活用してはどうかと唱える人もいました。

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しかし、地震発生直後には避難所に入らず車中泊をする人が大量に出て、限り有る駐車スペースが埋まり、緊急時とはいえ公園や畑に停車する人まで現れました。

現在はそうした駐車場不足の状況はある程度解消されているかもしれません。しかし、そこにキャンピングカー、トレーラーハウスを持って行ったら、また駐車場が圧迫されるという事態になりはしませんでしょうか?

熊本地震が起こる前から、キャンピングカーを避難所にするという考え方には多少の疑問も。キャンピングカーで生活をするには水も電力も必要です。電力は走行すれば充電されますが、震災後には自由に道路を走れるとは限らないし、ガソリンだってそう簡単に入手できないかもしれない。ソーラーパネルを装備していたって都合よく晴れるものでもない。

今回も水道設備が分断されたために、被災者の方々は自治体や自衛隊の給水に頼るしかありませんでした。

そして今回の駐車場不足。キャンピングカーはどこにでも停めて宿泊できるからといって、どこにでも停めていいというわけでもなく、キャンピングカーはあくまで「レジャー用」であると考えるべきなのかもしれません。

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