ホンダN BOX+ 本田技研工業株式会社 の軽キャンピングカー仕様車を検証

休日のショッピングモールなどに出掛けると、かなりの数のN BOXを見掛ける程、2014年にかけて売れに売れているホンダの軽自動車。そんな売れに売れている軽自動車を軽キャンピングカー仕様にしてくるキャンピングカービルダーもあります。

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ここはホンダのメーカーがキャンピングカーショーで展開していたコーナーで、オプションがテンコ盛りのショーモデルを展示中。しかしこのN BOX、軽自動車らしからぬ押し出しの強さで、私もオプションの付いていない車をホンダのディーラーなどで見たことがありますが、それも同じように押し出しの強いマスクとスクエアなデザインが秀逸だと思ったもの。

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そんな大人気のホンダN BOXを軽キャンピングカー仕様にしたものが今回の車。

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軽キャンピングカーと言えども、非常に簡易的な仕様で、シートをフルフラットにした状態の凸凹を気にならないようにするために簡易ベッドマットを敷いただけのもの。

最近の高速道路のサービスエリアや道の駅などでは、軽自動車の中で車中泊をしている方も多く、見ていると足を伸ばして寝ることができないため、かなり窮屈そうな感じを受けるため、このように足を伸ばして就寝できる装備品であれば、随分と楽になるはず。

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ハンモック状の物置みたいなものもあるようで、うまく活用すれば荷物に車内が占領されて寝る場所がないといったことを回避できるかもしれません。

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コレ以外には軽キャンピングカーらしい装備品は一切ないのですが、後方にアルミ製のスロープらしきものが装備されています。一瞬『車イス』を乗せるための装備品かと思ったのですが、これは荷物をスロープから載せるための装備。

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写真では洗濯機を積んでいるようですが、日常的にこんな荷物を積み下ろしすることなどそうそうないと思われるため、なんとなく意味不明な装備品のような気もしますが・・・。

と、思っていたのですが、車イス仕様車キットというものがあり、このスロープを利用して車イスを乗せることができるオプションもきちんと準備されているようです。

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それよりホンダ純正アクセサリーである、テールゲートカーテンの方が使い道は多いような気がします。テールゲートカーテン自体はハイエースなどのテールゲートカーテンを時々見掛けることがありますが、それの軽キャンピングカー版。これがあれば、この中で着替えをしたり、雨避けになるため、軽自動車の外での活動を補助してくれる優れものだと思います。

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ホンダのN BOXの車体をそのまま使用する形になるため、軽キャンピングカーらしい装備品は皆無で、スライドドアももちろんそのままです。しかし国産車は軽自動車と言えども手抜きなく造られていて、細かい部分の塗装まで本当にキレイに仕上がっています。

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自動車としては安価な部類と言えども、150万円程する車両ですから、これぐらいのクオリティーは欲しいといえば欲しいところですが。

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エンジンはターボモデルも準備され、もちろん4WD車も選択可能。軽自動車の魅力のひとつとしては、維持費の安さが挙げられますが、その他に注目したいのは燃費の良さ。

最近の軽自動車は1リッターあたり20km以上の走行ができるエンジン性能が当たり前になっています。燃料代が高騰している昨今において、燃費も消費者が車を選ぶ際の重要なファクターとなっています。その点、このN BOX+もリッター20km以上と合格点。

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そんなに遠出をするような車旅用軽キャンピングカー仕様ではありませんが、1泊程の車中泊で普段泊まりでなければ行けない場所に行くのであれば、手軽に安価に移動できる軽キャンピングカー仕様のN BOX+は使える車だと思います。

N BOXには何種類かの派生型式があるようで、それらを使った面白い軽キャンピングカーが今後もキャンピングカービルダーから発売されるかもしれないため、その辺りの展開も楽しみなところです。

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