アルペジオ『オクターブ2WD/AT』ハイエースのベース車両の価格を公開

お台場キャンピングカーフェアの会場において、新潟のカトーモーターの展示ブースに置いてあった、北海道旭川市にある『アルペジオ』というキャンピングカービルダーのバンコン。

アルペジオ オクターブ

確かにメーカーは『アルペジオ』になっていますが、出展者は『カトーモーター』となっています。「ん?」と思ったため、両社のホームページを確認してみました。

アルペジオ オクターブ

その結果、アルペジオとカトーモーターは何らかの提携関係にあるようで、アルペジオのホームページには上のキャプチャのように、カトーモーターのバナーが掲載されていました。

最近のキャンピングカー業界では、お互いのブランドのキャンピングカーを販売し合うという傾向もあり、このアルペジオのホームページにはカトーモーターの他に、かーいんてりあ高橋、AtoZ、オートショップアズマ、などのバナーも掲載されています。

アルペジオ オクターブ

キャンピングカーの専門ビルダーであればどのような車両の面倒(アフターサービス)もできるということなのでしょう。キャンピングカーを買う側にとっては、北海道のビルダーが製造したキャンピングカーを新潟でも購入できるというのは、選択の幅が広がるという意味では歓迎すべきもの。

今回はそんなカトーモーターが扱う、アルペジオのハイエースバンコン『オクターブ』を検証。

ベース車両は200系ハイエースのスーパーロングワイドを使用しています。ハイエースの中でもスーパーハイルーフに次いで車両サイズの大きなベース車両で、車両サイズは全長5,380mm×全幅1,880mm×全高2,285mmとなっており、5×2サイズのキャブコンより全長は長くなっています。

アルペジオ オクターブ

室内のトーンはやや深い色の家具を使い、全体的に落ち着いた雰囲気になっています。出展者のカトーモーターのバンコンとは違い、家具は合板で無垢材を使用している訳ではなさそうです。

アルペジオ オクターブ

スライドドアを開けたエントランス部分は丁寧に造り込まれているようで、細部の仕上げにおいては雑な感じがする場所はありません。

アルペジオ オクターブ

セカンドシートにはお馴染みのFASPのシートが採用され、サードシートは横向きに着座するタイプ。この内容で乗車定員8名、就寝定員3名となっています。

「ムムッ・・・」この就寝定員3名はいいとして、乗車定員8名というのは、運転席・助手席に各1名づつの計2名。このFASPのシートに2名、後は横向きシートに2名+2名の合計8名というのでしょうか。

ここで思うことは、「横向きシートで果たして長時間の移動が快適なのだろうか?」ということ。前向きのシートに不満はないけど、横向きのシートの乗り心地や安定性の無さには不満が多いとどこかで聞いたこともあります。

もちろん我が家のジルも横向きシートに人を乗せて長距離を移動することはなく、あくまで前向きシートがメインのシートになっています。確かに横向きのシートにも着座はできるため、乗車定員に数えるのはいいとは思いますが、コレで『8名乗車です!』と言われてもねぇ・・・。という感じ。

アルペジオ オクターブ

最後部にはベッドがあり、ここで3名が就寝可能ということですから、基本的には2人旅用と割り切った使い方がよいのかもしれません。

アルペジオ オクターブ

ベッド下はハイエースのバンコンの御家芸でもある収納スペースになっていて、引き戸式の小物収納スペースも完備されています。ただ、細長くてやや中途半端な感じもするため、この収納を撤去してベッド下スペースを拡大する方法もあります。

アルペジオ オクターブ

そうすると、ベッドマットを支持するところが無くなってしまいますが、「そこはアルペジオさん、うまくやって下さい」と、無責任な私・・・。

アルペジオ オクターブ

ちなみにこの収納スペースの引き戸式の蓋、実際に開けてみましたが、動きもスムーズで引っ掛かるようなこともなく、丁寧に造り込んであることが分かります。

主な装備品としては、エアコン(デュアル)、給・排水タンク(10L)、カセットコンロ、冷蔵庫(40L)、サブバッテリー(105h)、外部電源(電源コード3m)、カーテン、常設ベッド、というような内容。

2,700ccのガソリン車で2WD/AT、価格は460万円程のバンコンとなります。ハイエースベースのバンコンであれば、だいたいこれ位かな、という感じの価格で、特に安くもなければ高いという印象もナシ。

アルペジオのホームページを見ていて気が付いたのですが、この会社はベース車両であるハイエースの車両本体価格を表示しています。

これって何気に興味深い資料で、もちろんどこかに聞けば車なので車両価格は分かるとは思いますが、このように一覧表にしてもらえれば、非常に分かりやすいもの。

アルペジオ オクターブ

ちょっと抜粋してみると・・・

ベース車 トヨタ ハイエース スーパーロングバンDX GLパッケージ 

車両仕様 オクターブ

本体価格・・・・車輌本体価格・・・車輌本体値引き

2WD ガソリン2,700cc A/T
¥4,082,160・・・¥2,531,160・・・¥177,000

4WD ガソリン2,700cc A/T
¥4,365,616・・・¥2,835,616・・・¥198,000

2WD ディーゼル3,000cc A/T
¥4,561,011・・・¥3,046,011・・・¥213,000

※架装標準装備価格 1,728,000(消費税8%込)

ベース車 キャンパー専用車 (特装車)

車両仕様 オクターブ

本体価格 車輌本体価格 車輌本体値引き

2WD ガソリン2,700cc A/T
¥4,399,645・・・¥2,872,645・・・¥201,000

4WD ガソリン2,700cc A/T
¥4,684,131・・・¥3,178,131・・・¥222,000

※架装標準装備価格 ¥1,728,000(消費税税8%込)

こんな感じで、ベース車両の車両本体価格と、 架装標準装備価格が明確にされているため、この表があれば他のバンコンビルダーがどれくらいの『架装標準装備価格』をベース車両の車両本体価格に乗せているのかということが、一目瞭然にしかも明確に分かります。

これを見れば、「ハイエースの4WDベース車両と2WDの価格差はこれだけだな」とか、「ガソリンエンジンとディーゼルエンジンのベース車両の差額はこんなにあるんだ」ということが一目で分かります。

あまり今までこんな明確な表を出しているキャンピングカービルダーってあまりなかったため、ちょっと驚いてしまうとともに、真剣に見てしまいました。

ですから、「この『オクターブ』のキャンピングカー部分は¥1,728,000(消費税税8%込)ですっ!」と明確にしているこのアルペジオというキャンピングカービルダー、正直でいいと思ってしまいますね・・・。

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