放送中継用車両の中古がヤフオクに出てる~
何もやる気がおきない時は寝ているのが一番なのだけど、そうはいかない事情もある訳で・・・。
そんなやる気の希薄な日は何となく好きなことをするのがよろしいかと。そう、こんな生産性の無いブログ記事をつらつらと書くのもそのうち面白くなってくるから不思議なもんだ。
興味のあることと言えば前回のブログに書いたようにヤフオクで自分の好きなジャンルの商品を見ること。もちろん購入したくて見るのではなく、ウインドウショッピングのようにサラサラと見るだけ。
キャンピングカーのジャンルに面白そうな車体が出ていた。
いすゞエルフベースの放送中継用車両だ。
こんな特殊な車両も中古車で出てくるんだと思って興味がわいた次第。複数オーナー車ということは、何社もの放送局を渡り歩いてきた車ということか。ラーメン屋の居抜き物件みたいな感じで、身売り先の放送局が持っている機材を積み、現場に行っていたのかと思うと感慨深い。
人間が乗り降りする場所以外にも放送用機材を積む場所にも扉があり、キャンプ用の荷物の出し入れにも便利そう。
反対側もフルオープンになるみたいで、季節の良い時などは左右の扉を開け放って昼寝などをするのも気持ちいいかも。
最後部にエンジン式の発電機らしきものが装備されています。かなり大型のもので、騒音と発熱が凄そうです。業務用の放送機材に電源を供給するため、大容量の電気が必要になっていたと思えば、これ位の発電機は必要なのかもしれません。
本格的な防音処理をしなければどこでも気軽に電気を使える状況にはならないと思います。
ものすごく頑丈そうなサイドオーニングも付いているので、キャンプ場で目立つことは間違いナシ。キッチンカーのベース車両としても使えそう。
2004年式と古いものの、63,000kmしか走っていない低走行車。5,000ccのディーゼルエンジンなので、まだ慣らし運転の途中のような距離数。MT車なのでそれなりに走りは良さそう。放送車として買ったものの、あまり現場に出て活躍することがなかったみたいですね。
車内側から見ると放送用機材を入れる棚用仕切りがあります。
ベンチシートがあり、ここを展開してベッドにして、最後部の発電機手前のスペースをフリールームに改造すれば、すぐに車旅に出掛けることができるキャンピングカーになりそう。
放送用車両のため、ビヨ~ンとアンテナのようなものが伸びます。ていうか、このアンテナは車両の一部なの?って感じ。
今はどうか知りませんが、無線を趣味にしている人はまだ沢山いるのかな?そんな無線を趣味にしている人にはこのアンテナの存在はどう映るのか、聞いてみたい気もします。放送用と無線じゃ用途が違うのかな?ちょっと分かりませんが・・・。
いずれにしても面白い車です。16年落ちで180万円という価格については、ベース車両の走行距離と架装部分のユニークさから言えば、まぁこんなものじゃないかなという感じ。
後は直接価格交渉すれば多少は安くなるかもしれません。何しろ特殊過ぎる車両なので、購入希望者も限られると思いますから・・・。