中古キャンピングカー『ナッツRV ボーダー6.0』2010年式2WD/AT走行4.5万km を検証

ナッツRVというキャンピングカービルダーが製造した、トヨタコースターベースのフルコン、『ボーダー6.0』という中古キャンピングカーが出ています。元々バスコンなどのベース車両として使用されているマイクロバスをカットして作成されたキャンピングカーだけに、動力性能や乗り心地に不満はないでしょう。

ナッツRV ボーダー6.0

トヨタコースターLXベースの直4ディーゼルターボで排気量は4000cc。150PS / 40kg-mというエンジンスペックは、高速道路の上り坂でも登坂車線のお世話になることはないと思われます。

ナッツRV ボーダー6.0

さらにこの中古フルコンバージョンはエアサスも装備されていることから、さらに乗り心地が良くなっているようです。

ナッツRV ボーダー6.0

内装レイアウトは、フロント部分にトイレルームやクローゼット、ギャレーを配し、エントランスドアより後方にダイネット(サロン風)を展開という、マイクロバスベースのキャンピングカーにしては変わったレイアウト。

ナッツRV ボーダー6.0

やはりボディーカットフルコンだけに内装の自由度が高く、エントランスドアの位置を含めてどのようなレイアウトでも実現可能なところがフルコンのいいところ。

主な装備品としては、フロントエアコン、ギャレー、インバーターリヤクーラー、走行充電システムリアヒーター、GPS(ナビゲーション)、バックアイカメラ、冷蔵庫(3WAY)、トイレ(カセット)、FFヒーター(軽油)、エアサス、135Wソーラーチャージャー、300Wインバーター、レカロシート(運転席のみ)、家庭用セパレートエアコン、ポータブル発電機、となっています。

ナッツRV ボーダー6.0

後部ダイネット部分の中央に鎮座しているのが、最近のキャンピングカー業界で静かなブームとなっている『家庭用セパレートエアコン』。やはり室内の空調という点においては、現在コレ以上の装備品はないと言っても過言ではないでしょう。

ナッツRV ボーダー6.0

昔は天井に外国製のルーフクーラーを載せ、冷房はルーフクーラー、暖房はFFヒーターと使い分けをしていましたが、家庭用エアコンが装備されてからは、その使い分けも必要ないほど。

ただ、エアコンの暖房機能は消費電力が大きいため、FFヒーターの即暖性や燃費の良さ、消費電力の少なさから、FFヒーターの装備を落とすには至っていないようです。

ナッツRV ボーダー6.0

使用されている家具の色が渋めのため、非常に落ち着いた雰囲気のするキャンピングカーで、後部サロン部分の写真だけを見せられれば、ここが車内だと気が付かないかもしれません。

ナッツRV ボーダー6.0

大型のキャンピングカーのため、トイレルームもしっかりと装備され、カセットトイレも設置されています。キャンピングカーの中でも利便性が極めて高いと思われるこのカセットトイレ、スペースの制約で装備できないキャンピングカーもありますが、これだけの車格のキャンピングカーであれば設置も問題ありません。

ナッツRV ボーダー6.0

運転席には全オーナーが取り付けたのでしょうか、レカロのシートが装着されていて、ノーマルのシートでも十分に乗り心地はいいと思うのですが、更なる快適性を求めていたようです。

マイクロバスベースのため、運転席周りの広々感は特筆もので、この辺りの開放感はやはりトヨタのキャンピングカー専用ベース車両のカムロードにはないものがあります。

ナッツRV ボーダー6.0

車外の収納スペースにはホンダのポータブル発電機、Eu16iがすっぽりと納められていて、おそらくこの発電機のサイズに合わせて外枠が作られたようで、キレイに納まっています。

この発電機を使って家庭用エアコンや各種電装品を稼働させることができ、やはり車挌に余裕のあるフルコンは何でもアリだと思わせるところ。

ナッツRV ボーダー6.0

2010年式と2014年現在で4年落ち、走行距離4.5万kmの2WD/ATベースのナッツRV ボーダー6.0の価格は798万円(税別)

ナッツRV ボーダー6.0

車両サイズは全長5,990mm×全幅2,250mm×全高2,880mmと6mを切るフルコンで、マイクロバスベースということで取り回しもかなり良いと思います。

新車価格では1,000万円を越す車両だけにこれだけの装備品が後から付いて800万円台というのは、やはり中古キャンピングカーってお得だと思うところ。

ナッツRV ボーダー6.0

マイクロバスベースのフルコンを製造しているキャンピングカービルダーは少ないため、このような美しいデザインのフルコンを造れるメーカーには今後も頑張って欲しいものです。

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