中古キャンピングカー『RVビッグフット ローザ キャンピング』 2005年式 2WD/AT 走行5.55万km を検証

RVビッグフット社製の三菱ローザをベース車両としたバスコンタイプのキャンピングカーが中古キャンピングカー市場に出ています。

中古キャンピングカー

2005年式と2016年時点で11年落ちのバスコンとなり、それ程古いという訳ではないのですが、元々のデザインである『丸4灯』のフロントフェイスは時代を感じさせるものがあります。

同じ年式のトヨタコースターの方がヘッドライトを含めたフロント部分のデザインは洗練されているように感じます。

中古キャンピングカー

反面、テールランプは丸いタイプを採用、この部分だけを見るとなかなかカワイイ感じがしますね。

中古キャンピングカー

駆動方式は2WD/AT。前オーナーは白が好きだったようで、シート及びハンドルも白いカバーが装備されています。

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居室部のレイアウトは対面式のダイネットの後部にベッドルーム、ダイネット横にはギャレーと、多くのバスコンで採用しているレイアウト。

ルーフエアコンの姿も見えます。

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ただ、フリールーム(トイレルーム)が装備されていないため、ダイネットや後部ベッドルームが他のフリールームを持つバスコンに比べて広々としています。

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この三菱ローザをベース車両としたバスコンのサイズは、全長6,200mm×全幅2,020mm×全高2,870mmと、トヨタのコースターとほぼ同じような大きさ。

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自動ドアのアーム内に冷蔵庫の扉がうまく納まるように配置してあります。この辺りはベテランキャンピングカービルダーの仕事らしいところ。素人がやっつけ仕事で取り付けたりすると、往々にして取り付けた後「ゲッ、冷蔵庫の扉が自動ドアのスイングアームにぶつかって扉が開かない・・・」なんてことにもなりそう。

中古キャンピングカー

運転席後部天井付近に液晶テレビが取り付けてありました。ダイネット部分から見ると思われるのですが、ちょっと角度的にキツイかも・・・。ダイネット部分をベッド展開して寝転がって見ると丁度いいかもしれません。

中古キャンピングカー

後部寝室部分はもうひとつのサブダイネットスペースになっていました。やはりフリールームが無いだけで、これだけのスペースが確保できるという良い見本です。

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当然ベッドにも展開可能で、これなら乗車定員6名、就寝定員4名も窮屈な思いをしなくて済みそう。

この中古バスコンの主な装備品は次の通り・・・

アルミホイール、ABS、ETC、TVアンテナ(地デジ・デジハット)、TV、カーナビ(ADDZEST)、バックアイカメラ(カラー)、サイドオーニング(FIAMMA/4m)、ベンチレーター(MAXXFAN/スモーク)、リヤクーラー、リヤヒーター、FFヒーター(ベバスト3500AirTop)、ルーフエアコン(コールマン/マッハ)、走行充電システム、サブバッテリー(ツイン)、外部AC入力、外部充電器、インバーター(2,000W)、冷蔵庫(エンゲル/DC)、電子レンジ、給水タンク(20L×2)、排水タンク(20L)ヒッチメンバー、ソーラーパネル87W×2、ソーラーコントローラー未来舎

という感じで、かなり充実した装備品の数々で、前オーナーが色々と愛情を注いだ中古バスコンだということが分かります。

2005年式と2016年時点で11年落ち。走行距離は55,500kmのディーゼルターボエンジン。最高出力は180馬力もあり、私の91馬力の非力なカムロードと比べて2倍の出力があります。

羨ましい・・・。

価格は468万円と、これだけの装備品と低走行車にも関わらず安いのは、やはりベース車両がコースターではなく、三菱ローザだからなのかと思ってしまうところ。

安くて装備品の充実した中古バスコンを探している方にはピッタリな1台かもしれません。

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