中古キャンピングカー『バンテック レオバンクス』2004年式 2WD/AT 走行11.1万km を検証

バンテックの『レオバンクス』という中古キャンピングカーが出ています。2004年式で2014年現在10年落ちとなっていますが、私にとっては思い出のある懐かしいキャンピングカー。

レオバンクス

というのも、私が今乗っているキャンピングカージルを購入して程なく発売された、レオバンクスを知り合いが購入し、一緒に河原へデイキャンプに行ったことがあるためです。

レオバンクス

その際、2WDの彼の車が河原でスタックして、周りにいる人達と一緒に押して脱出させたことを何となく思い出しました。

当時は後部二段ベッドを装備しているキャンピングカーが流行り出した頃で、ダイネットをベッドにしなくても就寝ができるという『レオバンクス』は、私から見ればかなり羨ましいキャンピングカーでした。

しかしその友人は逆に私のジルの開放感のあるダイネットスペースと、フロア全面をベッドにした時の広さを羨ましがっていたりして、やはりお互いにないものねだりをしていたということでしょうか。

レオバンクス

そんな思い出のあるバンテックのレオバンクスですが、現在のコルドバンクスという車両にそのコンセプトは受け継がれているようで、後部の二段ベッドはもちろん、二段ベッド下の大きな収納スペースもしっかりと伝承されている様子。

レオバンクス

ベース車両は、カムロードのガソリン車(1,990cc)の2WD/AT(130馬力)で、乗車定員8名、就寝定員6名となっており、常設二段ベッドが装備されているだけに、就寝定員の6名表記も実用的だと思います。

車両サイズは、全長4,980mm×全幅2,080mm×全高2,850mmと5×2サイズに収まっているため、カムロードのタイヤ切れ角をもってすれば、取り回しに苦労する場面は少ないと思われます。

この中古キャンピングカー『レオバンクス』の主な装備品は次の通り。

サイドオーニング、シャワー、温水ボイラー、フロントエアコン、ギャレー、リヤクーラー、走行充電システム、バックアイカメラ、冷蔵庫(3WAY)、トイレ(カセット)、オーディオ(CDデッキ)、ソーラーパネル、ベバストFFヒーター、後部2段ベッド、ETC、ルーフベント、という内容。

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走行距離11.1万kmとそれなりに距離を走行している中古キャブコンキャンピングカーの価格は、268万円(税別)とかなりリーズナブル。ちなみに新車価格は¥5,334,000(おそらく税込)という価格。これに対して2014年式の現行型コルドバンクスの価格は、ガソリン2WD/ATで¥5,670,000(税込)となっています。

ここで、「何だ、あまり新車は価格的に変わらないじゃない」と思う方もいるかもしれませんが、この中古キャンピングカー『レオバンクス』は前述の通りのフル装備。しかし現行型のコルドバンクスには、レオバンクスに標準装備されていた装備品がオプションになっているものが多数あります。

主なものとしては、

・エントランスアシストステップ(マニュアル)・・・・・¥48,600
・温水設備(100V電源&エンジン熱交換/22L&シャワー) ・・・¥203,040
・電動カセットトイレ(CTW4110)・・・・・・・・・・¥151,200
・電気冷蔵庫60L(Vitri frigo)・・・・・・・・・・・・・¥151,200

上記は全てオプション扱いで、総額55万円(税込)程の装備品がオプション扱いになっているため、現行型のコルドバンクスをこの中古キャンピングカー『レオバンクス』と同じ装備にしようとすれば、総額で600万円は超えてしまいます。

こ私が感じている「10年前と比べて明らかにキャンピングカーの価格が上がっていて、感覚としては100万円近く値上がりしている印象があるな」というのは、あながち間違いではないということが分かります。

さて、この中古キャンピングカー『レオバンクス』

レオバンクス

室内のレイアウトは、エントランスドアを入った正面にダイニングスペースがあり、その後ろにトイレ・シャワールームとその正面にギャレー、最後部に二段ベッドという、現在のキャブコンやバスコンなどで広く用いられているレイアウト。

やはりセンターエントランスのキャンピングカーはこのレイアウトが一番車内を効率よく使えることと、二段ベッド下に大型の収納庫を設けることができるという、ダブルのメリットを享受できる理想的なレイアウトということでしょうか。

レオバンクス

天井付近には吊り戸棚もきちんと装備されていて、二段ベッド下の大型収納庫などをうまく使えば、キャンプ道具はもとより、着替えなどの荷物が車内に溢れることもありません。

レオバンクス

家具の質感などはやはり多少の時代は感じますが、私のジルも同じような家具が使われていて、耐久性は抜群だと思います。13年15万kmを使用してきても、家具のガタつきなどもなく、バンテックの家具は本当に丈夫だと思います。

レオバンクス

バンクベッドも引き出し式の広々としたサイズで、縦方向に大人2名であれば、かなり余裕を持って就寝できます。ここにパパ、フロアベッドにママ、後部二段ベッドに子供二人が就寝すれば、車内で狭い思いをしなくてもいいのがこのレオバンクスのいいところ。

レオバンクス

トイレ・シャワールームも非常にキレイに使われているようで、コーキング(目地材)にもカビなどは生えていないようです。トイレルーム自体は決して広くはありませんが、緊急用としてトイレが付いているのは非常にありがたく、逆にこれ以上トイレ・シャワールームを拡大すれば二段ベッドやその他の部分に影響が出てくるため、ギリギリのサイズではないかと思います。

レオバンクス

いずれにしても非常によくパッケージングされたキャブコンで、発売から10年以上経過した現在でもその流れを継いだキャンピングカーがあることから分かる通り、4人家族であればかなり使いやすいキャブコンであることには間違いありません。

レオバンクス

中古キャンピングカー市場でもあまり姿を見ることがない『レオバンクス』だけに、貴重な存在だと私は見ています。

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