中古キャンピングカー『マンボウクラシック ベーシック』 2007年式 2WD/AT 走行10.5万km を検証

ロータスRVの製造する『マンボウクラシック ベーシック』という中古小型キャブコンキャンピングカーが出ています。

マンボウクラシック ベーシック

カムロードをベース車両としたキャブコンは大きすぎて運転が不安だと思う方にとっては、全長4,950mm×全幅1,770mm×全高2,560mmというサイズは魅力的。

ハイエースベースのバンコンでは逆に室内空間が狭いと感じている方にとっても、この車両サイズでこの室内空間が確保できるのは魅力的だと思います。

マンボウクラシック ベーシック

ベース車両は日産バネットトラックで、以前であれば小型キャブコンのベース車両はトヨタのタウン・ライトエーストラックでしたが、数年前にフルモデルチェンジをしてからはキャンピングカーのベース車両として使えない車両になってしまい、現在はこの日産のバネットか、マツダのボンゴトラックしかありません。

1,800ccの直4OHCのガソリンエンジンは90馬力というエンジンスペック。90馬力と聞くと非力だと感じるかもしれませんが、キャンピングシェルや装備品の重量がそれ程重くないことを考えれば、走りに関しては問題ありません。

マンボウクラシック ベーシック

室内レイアウトは、センターエントランスを入ったところにダイネット、最後部には引き戸の付いたフリールームがあり、フリールームにポータブルトイレなどを置けばトイレを気兼ねなく使用することが可能。

マンボウクラシック ベーシック

室内空間が限られるキャンピングカー内において、引き戸は空間を有効に使える装備品として重宝されるもの。開き戸と違い扉を開く空間を確保しなくても済むため、非常に空間効率が良いと思われるのですが、なぜか採用するキャンピングカービルダーが少ないのが不思議なところ。

マンボウクラシック ベーシック

乗車定員7名、就寝定員4名となっていますが、バンクベッドに2名、フロアベッドに2名、フリールームにベッドマットが設置できることから、ここでも1名が就寝可能のため、5人で使おうと思えば使える装備内容。

この中古キャンピングカー『マンボウクラシック ベーシック』の主な装備品は次の通り。

マンボウクラシック ベーシック

ギャレー、インバーター、リヤクーラー、走行充電システム、リアヒーター、GPS(ナビゲーション)、バックアイカメラ

ベーシックというだけあって、必要最低限の装備内容となっていますが、『寝る』という機能だけを考えた時にはこれ位シンプルな装備内容の方がいいかもしれません。

マンボウクラシック ベーシック

私であれば、購入後にFFヒーター(ベバスト)と、フリールームにポータブルトイレを設置し、どこでも車中泊ができる仕様にすると思います。

2007年式と2015年現在で8年落ち。走行距離は105,000kmと、小型の取り回しのしやすいキャブコンのため、やや走行距離は伸びています。

マンボウクラシック ベーシック

ただ、トラックがベース車両のため、走行距離については問題ないと思います。内装もグリーンを基調とした清潔感ある車内で、このサイズのキャブコンであれば、乗用車やバンコンからの乗り換え組にとっても運転に苦労することはないと思います。

マンボウクラシック ベーシック

価格は218万円(税別)と、200万円そこそこで小型中古キャブコンキャンピングカーが手に入るのは魅力的。

最近の小型キャブコンの新車が軒並み400万円を超えていることを考えれば、かなりリーズナブルな感じがする中古キャンピングカーとなっています。

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