中古キャンピングカー『バンショップミカミ テントむし T-po』 2011年式 2WD/AT 走行1.04万km を検証

キャンピングカー業界内でも近年注目を浴びている、軽自動車ベースのキャンピングカー。中でも軽トラックにキャンピングシェルを架装したタイプは小さなキャブコンのようで、特に人気が高いジャンル。

バンショップミカミ テントむし T-po

最近では街中でも時々軽キャブコンタイプのキャンピングカーが走行しているのを見ることがあります。昔は皆無に近い状態だったことを考えれば、それなりに購入してキャンピングカーライフを楽しんでいる方が増えているのは確かなようです。

バンショップミカミ テントむし T-po

そんな人気ジャンルのキャンピングカーでもある軽キャンピングカーの中でもスタイリッシュな外観がカッコいい『バンショップミカミ テントむし T-po』の中古キャンピングカーが今回のお題。

バンショップミカミ テントむし T-po

ベース車両はマツダ スクラムトラックという軽トラック。その軽トラックの荷台にキャンピングシェルを架装しているのですが、ベース車両との段差もほとんどなく、キャンピングシェルとの一体感があってスッキリとした印象を受けます。

バンショップミカミ テントむし T-po

リアカーゴキャリアも装備されていて、室内の収納スペースがどうしても少ない軽キャンピングカーのため、ここにプラケースなどを載せて荷物を積載することができます。

バンショップミカミ テントむし T-po

運転席・助手席は良くも悪くも軽トラック。ただ、年式が新しい(2011年式)と2015年時点で4年落ちということなので、比較的運転席周りのデザインは洗練されています。

窓の開閉は懐かしのハンドル式を採用し、これはご愛嬌。しかし走行中に窓を開け閉めすることなどそれ程頻繁にある訳もなく、高速道路の料金所もETCを使って通過するため、ほとんど窓を開けることもありません。

私のキャンピングカーも走行中に窓を開けることと言えば、キャンピングカー内にハエや虫などが入った時くらい。季節の良い時は窓を開けることもありますが、排気ガスを撒き散らすトラックやバスの後ろについた時は閉めなければならず、面倒なので窓は開けないでエアコンをつけてしまうこともしばしば。

ですから、窓の開閉はハンドル式で十分だと思う私。部品点数が減るためにコストダウンと軽量化にもなるため、今度購入する車の窓はハンドル式でもいいと思っている程。ただ、今はハンドル式の車を探す方が難しいとは思いますが・・・。

バンショップミカミ テントむし T-poの車両サイズは、全長3,390mm×全幅1,470mm×全高1,970mmという大きさで、やはり軽自動車ベースのため、圧倒的にコンパクトな大きさ。このコンパクトさが運転のしやすさを生み、大きなキャンピングカーを運転するのが不安な中高年にウケている理由のひとつ。

バンショップミカミ テントむし T-po

丸い窓の付いたセンターエントランスを入ると、既にそこはダイネット兼、就寝スペース。

バンショップミカミ テントむし T-po

とりあえず4人でテーブルを囲んで食事などは摂れそうですが、乗車定員4名、就寝定員2名ということで、基本的には二人旅もしくは一人旅用のキャンピングカー。

バンショップミカミ テントむし T-po

エントランス脇にはコンパクトなギャレースペースがあり、手を洗う位であればこれで十分かと。

バンショップミカミ テントむし T-po

ポップアップルーフが装備されているため、展開すると車内で大人が立つことも可能。この車内で立って生活できるというのがキャンピングカーには意外に大切。

バンショップミカミ テントむし T-po

キャンピングカー内で立って生活できないということは、思ったよりストレスになるもの。ハイエースのバンコンは車内空間は軽キャンピングカーより広いものの、立って生活できる車種は限られているため、その辺りがストレスになっている方も少なくないと思います。

バンショップミカミ テントむし T-poの主な装備品は次の通り。

アルミホイール、ETC、走行充電システム、サブバッテリー、外部AC入力、給水タンク(10L)、ポップアップルーフ、ヒッチキャリア、サイドバイザー

という内容で、装備品もシンプル。逆にこれ以上詰め込めば車内が狭くなるため、この後追加で装備するとすれば小型のインバーターくらいのもの。

バンショップミカミ テントむし T-po

フロアベッドを展開したところで、ここで大人2名が就寝可能。

軽自動車なので排気量は660ccのガソリン車。2WD/ATで走行距離は10,460km。

価格は198万円(税込)と、やはり200系ハイエースベースのキャンピングカーより安い価格設定となっています。

バンショップミカミ テントむし T-po

セカンドシートは前向きに展開することも可能で、ここに2名が乗車可能。ただ、乗り心地や安全性のことを考えれば運転席・助手席に各1名づつの計2名での使用が実用的だと思います。

バンショップミカミ テントむし T-po

シートを全て畳めば広大なカーゴルームになり、後部に大きなドアも装備されているため、大型荷物の出し入れも楽々。

価格も安くカワイイ軽自動車キャンピングカーなので、2人で使用するのであれば取り回しも良く、面白いキャンピングカーだと思います。

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