中古キャンピングカー『三菱 タウンボックス キャンパー』 2011年式 2WD/AT 走行2.8万km を検証
相変わらずどこのキャンピングカーショーに行っても人気の高い軽自動車ベースのキャンピングカー、いわゆる軽キャンパー。
そんな中高年に人気の軽キャンピングカー、『三菱 タウンボックス キャンパー』の中古軽キャンピングカーが今回のお題。
車両サイズは、全長3,390mm×全幅1,470mm×全高1,890mmと非常にコンパクト。最近は整備が進んだとはいえ、まだまだ狭い道が多い日本国内での取り回しは抜群。
車両サイドの見切りや後方確認のしやすさなどから、軽自動車を選ぶ人が年々増え、軽自動車販売会社も強気の販売姿勢で、あまり値引きが期待できないほど。
新車価格で150万円を超すようなキャンピングカーではない軽自動車も多く、「軽自動車も高くなったなぁ~」というのが正直な実感。
それであれば多少年式が古くても国産軽自動車のエンジンなどは何ともないため、中古軽キャンピングカーを選択するという手も十分考えられます。
ギャレー部分は『おままごと』のように小さなものですが、とりあえず手を洗う位はできそう。逆にこれ以上大きくする意味はなく、ギャレーが大きければその分就寝スペースを削ることになってしまいます。
「シンクが小さいじゃないか」とご不満のある方は、カムロードベースのキャブコンを選んだ方がいいかもしれません。
シンクの下には給・排水タンクとサブバッテリーの姿が。『三菱 タウンボックス キャンパー』の主な装備品は次の通り。
アルミホイール、エアバッグ(デュアル)、走行充電システム、サブバッテリー、給水タンク(10L)、排水タンク(10L)、ウインドーバグネット、サイドバイザー、DCコンセント
サブバッテリーと走行充電システムが装備されているところが、唯一キャンピングカーらしい装備品といえそう。
こんな風にフロアをベッド展開すれば大人二名は就寝できそうですが、できれば一人でゆったりと使いたいところ。
一人であればギャレーの上にお酒とおつまみを置いて野外で晩酌も余裕。二人で過ごすのもいいかもしれませんが、外が荒天の場合は軟禁状態になるかもしれません。
この『三菱 タウンボックス キャンパー』のいいところは、普段使いも十分に重視している点。純正のセカンドシートを残していることから、駅まで子供を送り迎えする足にも使えるというお父さんの口実も使えそう。
ベッドにしなければそこそこ大きめのカーゴルームにもなるため、趣味の道具もそれなりに積めそう。
2011年式と2016年時点で5年落ち。2WD/ATで走行距離は28,200と少な目。112万円(税込)という価格は、普通の軽自動車の新車を買うより安い価格で、普段使いもできる軽キャンピングカーとして買うにはお買い得かと。
と、思っていたら、あっと言う間に売れてしまったみたい・・・。
皆さんよく見てますね・・・。