中古キャンピングカー『ランドマークアメリカ ドリームミニ Bタイプ (4ナンバー登録)』 2014年式 2WD/MT 走行4.3万km を検証

最近のキャンピングカー業界でも人気が高い軽キャンピングカーが中古キャンピングカー市場に出ています。

中古キャンピングカー

ランドマークアメリカ ドリームミニ Bタイプ (4ナンバー登録)という中古軽キャンピングカーで、ビルダーが不明っぽいですが、軽キャンピングカーで装備品もミニマムな車両のため、あまり気にしなくてもいいかもしれません。

たまに仕事で軽ワゴン車に乗ることがあるのですが、いつも感じるのが抜群の取り回しの良さ。普段はキャブコンでコンビニやホームセンター、スーパーなどへ買い物に行っているせいか、この小さな車体の扱いやすさといったらありません。

自転車に乗っているような感覚で運転ができ、細い道や狭い駐車場でも楽々。車の運転に不安を感じる高齢者にウケているのも納得です。

中古キャンピングカー

車両サイズは全長3,390mm×全幅1,470mm×全高1,870mmという大きさで、ジェットスキーを載せる軽トレーラーとあまり変わりがない大きさ。

中古キャンピングカー

ベース車両はスズキエブリイ。最高出力は49馬力と控えめですが、5MTということもあり、うまく走らせられればそこそこキビキビと走りそう。

中古キャンピングカー

バックドアを開けて後部から見たところはこんな感じ。セカンドシートと補助マットを使ってベッドを展開。床にベタ置きのため、荷物の収納に困りそうですから、自分でイレクターパイプなどを使い、ベッドを嵩上げし、収納スペースを確保するのもアリかもしれません。

中古キャンピングカー

小さなギャレーには収納式のテーブルがあり、サブバッテリーや給・排水タンクを収めている収納庫の蓋も兼用しています。

中古キャンピングカー

反対側にも収納式テーブルが装備され、ここは小さな収納スペースになっています。カップホルダーも付いていて、収納スペースが少ない軽キャンピングカー内における貴重な収納スペースとなっています。

中古キャンピングカー

天井部分にはフリップダウンモニターを装備。軽自動車で装備している車両は珍しいと思うのですが、最近の軽自動車には当たり前の装備品なのでしょうか。

中古キャンピングカー

スライドドアの脇にスイッチパネルがあります。サブバッテリーの充電状態を示すメーターの姿も。

中古キャンピングカー

セカンドシートが純正品のままというのはポイントが高い点。やはり移動時の乗り心地や座り心地は純正シートの方が良いと思います。就寝用に造られたフラットな座面のシートよりも、適度に凹凸があるシートの方が長時間座っていた時の疲れ度合いが違います。

中古キャンピングカー

ランドマークアメリカ ドリームミニ Bタイプ (4ナンバー登録)の主な装備品は次の通り・・・

エアバッグ(運転席・助手席)、ABS、ETC、カーナビ(メモリーナビ・地デジ)、サイドオーニング(2.5m)、走行充電システム、サブバッテリー、給水タンク(1.9L)、排水タンク(1.9L)、フリップダウンモニター、サイドバイザー、リヤスピーカー、ルーフメインバー、ルーフボックス

という内容で、給・排水タンクが2L以下というのはやはり軽キャンピングカーならではといった感じで、無くてもいいのではないかと思えるような容量。サイドオーニングは便利な装備品のため、最初から装備されている中古軽キャンピングカーは嬉しいもの。

中古キャンピングカー

外部シャワーとして使用できるようになっていますが、前述の通りタンク容量が少ないため、十分に使いたければ給水タンクの容量を増やす必要がありますね。

私の所有しているバンテックのジルのギャレー部分には20Lの給水タンクを装備しており、これでも手洗いや顔を洗ったりすればそこそこの量を使うため、やはり最低でも20L程の容量は欲しいところ。

ただ、容量を増やすということはそれだけ車内の空間を圧迫するということなので、車内の絶対的空間が狭い軽キャンピングカーでは簡単に増設できないという事情もありますが・・・。

中古キャンピングカー

その収納スペースを増やすという意味では、ルーフボックスの存在は有り難いもの。とりあえず使用頻度の低い物はルーフボックスに避難させておき、車旅の最中は車内をスッキリさせて過ごすことができるよう、うまく使いたいところ。

中古キャンピングカー

バックドアの内側にはちょっとした収納ポケットを装備。バッグの内側によくこのような小さなポケットがあるものがありますが、やはりこのような小さな収納スペースの使い勝手は良いもの。

特に収納スペースがミニマムな軽キャンピングカーであれば、ちょっとしたスペースも収納にすることで、車内で快適に過ごすことができます。

車旅の途中で何がストレスになるかと言えば、経験上やはり日に日にキャンピングカー内が散らかってくるということが、結構なストレスになることがあります。

車旅の途中で購入したおみやげや、車内で食べた食事のゴミ、着替えや携帯電話、デジカメ等の小物など、キャンピングカー内で過ごす時間が長くなればなる程、車内が散らかっていきます。

マメに片付けをしながらキャンピングカーでの旅をすればいいのですが、その際に収納スペースが少ない車両であれば、片付けることもままなりません。そういう意味でもキャンピングカー内にこまごまとした収納スペースがある車両は使い勝手という点においても魅力的。

ランドマークアメリカ ドリームミニ Bタイプ (4ナンバー登録)の価格は159万円(税込)。2014年製と2016年時点で2年落ち。走行距離は43,650kmの2WD/MT車。

普通に軽ワゴン車を購入しても150万円前後するため、キャンピングカーとしての装備品が付いていてこの価格であれば、そこそこお買い得なのではないかと思います。

元々軽自動車は再販価格も下がりにくいため、キャンピングカーというものがどのようなものなのか、お試しで乗ってみるのもいいかもしれません。

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