中古キャンピングカーの選び方【その5】『インバーターは大容量のタイプがお得!?』

新車キャンピングカーが高嶺の花となってしまった現在、中古キャンピングカーであれば何とか手が届きそうと思っている私が、中古キャンピングカーを購入する際に注意する点を自分なりに考えてみました。

これから中古キャンピングカーを購入する際、この記事が少しでも参考になればさいわいです。

今回はキャンピングカー内で100V電源の機器が使えるようになる、『インバーター』と呼ばれる装備品について。

携帯電話やゲーム機等の外出時に持ち歩く小型電子機器が増えてきた現在、当然車で遠出をする際に持ち出す人も増えてきています。

そこで頭を悩ませるのがそれら電子機器の充電問題。私の子供達も出掛ける際には、スマホを充電する充電器やモバイルバッテリーは忘れてはならないアイテムとなっています。

しかし充電器を車内で使うには100Vの電源が必要。そこで活躍するのが『インバーター』という12Vの電源から100Vの電源を取り出すことが出来る機器。

最近では普通乗用車用にシガーソケットに差し込んで手軽に使える製品も多数あり、実際に使用している人も多いのではないでしょうか?

私の現在所有しているバンテック社のキャンピングカージルにもしっかりと装備(後付け)されており、携帯電話の充電からデジカメのバッテリー充電、小型ワイヤレススピーカーの充電等々に活躍中。

容量は300W程と小さいながらも、扇風機等も動かすことが出来、キャンピングカーの必須アイテムと言っても過言ではありません。

中古キャンピングカーを購入する際にもインバーターが取り付けられている場合もあり、ピンキリあるにせよ付いていればラッキーですね。

ただ、付いているモノによっては注意が必要なインバーターもあるため、注意すべきインバーターのことについて少し書いてみます。

注意点その1
・あまり大容量のインバーターには注意

2000Wや3000Wとかの大容量インバーターが取り付けられていると得をした気分になりますが、あまり容量の大きなインバーターに電子レンジ等の組み合わせで使用すると、サブバッテリーの劣化が激しくなるため、容量の大きさだけで判断してはいけません。

私の考えでは、300W~500W位の小型インバーターを走行中(エンジンが掛かっている状態)に使用する位が、サブバッテリーに優しい運用だと思っています。

注意点その2
・取り付けられているインバーターが新車当時(キャンピングカービルダーが取り付けたもの)から付いていたものかどうかの確認

インバーターも電気機器のため、前オーナーが素人配線で取り付けてあるインバーターの場合、配線のショート等により最悪火災になったりするので十分な注意が必要。

ただ、私も300Wのインバーターを20年程前に自身のキャンピングカーに取り付けて使用していますが、素人配線にも関わらず、今のところ大丈夫みたいなので、それ程神経質にならなくてもよいかもしれません。

注意点その3
・当たり前のことではありますが、きちんと作動するかの確認を

キャンピングカー内の他の装備品については作動確認をするかと思いますが、インバーターの作動確認は忘れずにしておきたいところ。

納車後にインバーターが作動しないとなれば、お互いに気まずい思いをすると考えられるため、出来れば100Vで動く機器(スマホの充電器)等を持ち込み、実際に作動するかの確認までしておけば完璧です。

あくまで私見となりますが、中古キャンピングカーにインバーターが取り付けられている場合、300~500W位のタイプがシングルサブバッテリーに接続されているタイプが一番使いやすいと私は思っています。

大容量のインバーターと複数サブバッテリーの組み合わせで電子レンジ等を使いたいという方もいるかと思われますが、あまりオススメしないというのが私の考えです。

電子レンジの是非についてはまた別項で書いてみたいと思います。

まとめるとこんなところです。

・2000Wや3000Wのインバーターは必要ナシ
・取り付け方法や取り付けられた経緯を確認しよう
・300~500W程の容量のインバーターが使い勝手良し

以上、中古キャンピングカーを選ぶ際に装備されているインバーターについての注意点でした。

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