ツーリズムEXPOジャパン2014に行ってきた時の様子をご紹介【その17】
今回は、東京ビッグサイトで2014年9月28日に開催された『ツーリズムEXPOジャパン』に行ってきたきた時の様子をご紹介。
こちらは、福島県のコーナーで、福島県のミスピーチが福島県の観光地をPR中。
福島県と言えば、東日本大震災で原発による深刻な被害を受けた県。あれから3年以上が経過しましたが、まだまだ完全復旧には程遠い状況。それでも各地の観光施設は徐々にではありますが、復興をしてきています。福島県を応援するイベントや企画も多く見掛けることから、関係各位が非常に努力していることがよく分かります。
私も福島県にある『ハワイアンズ』に行ったことがあるため、また行ってみたいと思っているところです。
こちらは、チャリティーオークションの商品を展示してあるコーナー。
これはオークションの商品ではありませんが、JALと振り返る50年ということで、昔の日本航空で使われていたパンフレットなどを展示。昔は、日本航空の国内線の時刻表なるものがあり、月ごとに発行をしていたようです。
あと、興味深いのが、日本航空国際線航路の様子を描いたパンフレットですが、1964年の当時はこのような感じで線もまばらでスカスカの状態。現在に至ってはこの線の数も飛躍的に増えているのですが、黎明期というのはこんなものだったのですね。
ビートルズが日本航空の飛行機に乗って来日した時に着ていた『はっぴ(復元)』も展示されていました。
こちらは、当時の機内誌の展示で、機内サービスの様子が写真で紹介されていますが、ここで注目したいのが、女性の客室乗務員(スチュワーデス)さんが、着物姿だということ。昔のJALは客室乗務員の方が着物姿で仕事をしていたようです。
そしてメニューというか、提供されているものは、りんごやバナナ、みかんの姿も見えます。着物姿の客室乗務員さんが手にしているのはコーヒーでしょうか、こちらも、カップとソーサーの組み合わせで、現在の紙コップでの提供とは異なり、本格的。
ここで機内誌の紹介を・・・『1965年8月、国際線機内サービス案内用として「旅の手帳」を作成しました。その後、「JAL TRAVELGUIDE」「JAL FLIGHT GUIDE」「Garden jet」と変遷をたどり、1979年には国際交流を考えるコミュニケーション誌、そして本格的な機内誌として「Winds」はJAS機内誌の「ARCAS」とともに「Skyward」として生まれ変わり、現在に至っています。』ということです。
これは当時のJALの飛行機の様子です。東京オリンピックのご案内ということで、こちらも着物姿の女性が日本航空のPRをしています。
こちらは、海外旅行自由化当初の旅行パンフレットで、『日航機で行く海外旅行 ジャルパック』の文字が今となっては新鮮な感じ。開かれているページには、各国の結婚式のしきたりや様子、衣装などを紹介しています。
国際色溢れるパンフレットで、日本人旅行客を世界の国々へいざなうPRをしっかりとしています。
これが、チャリティーオークションにかけられている商品で、飛行機関連の模型やグッズなどが中心。飛行機の機体の模型は、3,000円~5,000円程から開始されているオークションで、既に落札されているものもチラホラありました。
飛行機が好きな方であれば、このような模型を手元に置いておきたいというところなのでしょう。でも、この ツーリズムEXPOジャパン2014の会場内でも、このJALの50年史のコーナーは面白かったです。ANAも同じようなことをやらないのかな?と思ってしまいました。