キャンピングカーのFRP壁に大穴が・・・。【修理編】
さて、家に帰ってきて、雨が降らないうちに早速修理をしようと思いますが、確かジェットスキーの船底を補修するために以前買ったFRPパテがあったと思い、道具箱の中をゴソゴソとやれば、ありました。ややくたびれた感じのするパテですが、まだまだ使えそうです。
ただ、穴が大きく空いていて、このままではパテだけで穴を埋めることができないため、パテについていたFRPの小さなシートにパテを塗り、穴を塞ぐことに。まずは中途半端にへばりついている穴周辺のFRPをバリバリと剥がし、パテを塗り込んでいく部分を露出させます。
次に2液性のパテを混ぜ込んで素早く、とりあえず最初はこんな感じでパテを塗り付けていきます。さらに、この、緑色のパテが乾いたら、次に車のバンパー修理用のFRPパテを塗ることに。
緑色のパテが乾くのを待つ間、エントランスドアに貼られているパッキン代わりのスポンジがボロボロになっていたため、剥がしてしまうことに。このスポンジがボロボロになっているせいで、冬場の風の強い日などは、エントランス付近からスキマ風が入ってきて、エントランス周辺は冷え冷えです。
ただ、車両側の暖房が強力なことと、キャンピングカーなので断熱性はいいため、エアコンを掛けていれば寒いと感じることはありません。むしろ最強で掛けていると雪の降るような日でもキャンピングカー内は暑いくらいです。
さて、そうこうしているうちに緑色のパテは乾き、すっかり硬くなっています。その上から今度は灰色の自動車用パテを重ね塗りし、隙間を埋めていきます。それが終われば、サイド部分のコーキングを打ち直し、完了。「え、この凸凹のパテを削らないのかって?」ハイ、削りません。面倒だから・・・。ベルトサンダーでもあれば削るのは容易ですが、なにせ手で紙やすりをかけるなど、考えただけでも面倒。
ところで、車内側はどうしたかと言えば・・・。ホームセンターでちょうど幅の合う木が250円で売っていたので、それを購入し、木ネジをバンバン打ってこれで終了。とにかく亀裂が広がらなければいので、こんなもんでしょう。
「あ~、でもこれで中古キャンピングカーとして販売する場合は、相当査定額が下がるんだろうなぁ~」と思うのですが、多分プロの板金屋さんに依頼をすれば、10万円は確実に掛かるところだけに、250円プラスαで終わるなら、見栄えは元々気にしていないので、安くていいじゃないか~、と思ってしまう私。
家族からは、「何コレ、う○こみたいな修理方法だよね」と言われても、コストダウンの魅力には勝てません。浮いた10万円は、ジェットスキーの燃料代だな・・・。