ジャパントラックショー2016を見にパシフィコ横浜へ【その08】

今回は、2016年9月3日(土曜日)にパシフィコ横浜で開催された、『ジャパン トラックショー 2016』を見に行った時の様子をご紹介。

X ジャパントラックショー2016

もの凄く大きなトラックが展示してありました。ボディー壁面がピカピカで、しかも何も描いていません。最近はトラックの壁面に宣伝のように巨大な広告を載せて走行しているトラックもあり、いろいろなところを走るトラックは良い広告塔になると思います。

X ジャパントラックショー2016

『Special Maintenance Car(スペシャルメンテナンスカー)』と書かれた200系ハイエースが展示してありました。

X ジャパントラックショー2016

背面ドアを開けるとこのような感じで、様々な道具が所狭しと置かれています。エア工具を使うための配管も装備されていて、車内にコンプレッサーを搭載している模様。

コンプレッサーを作動させる電源をどこから取るのかは分かりませんが、発電機などを使って作動させるのでしょうか。細かいスペックが気になるところです。

X ジャパントラックショー2016

荷室内は二分割されていて、こちらは運転席・助手席のすぐ後ろ部分。天井を見ると内張りも撤去され、ルーフの鉄板が剥き出しになっています。夏は暑く、冬は寒いと思われますが、人を乗せることを想定していないため、これでいいのでしょう。

KTCの工具箱やガスタンクのようなものも見えます。

X ジャパントラックショー2016

ガスを使った切断機や電源システムの制御箱みたいなものが、運転席・助手席の背面パネルに取り付けられています。運転席・助手席側から後部荷室には行くことができない仕様のようで、メンテナンス用工具を積むだけのスペースとなっています。

X ジャパントラックショー2016

説明用のボードがありました。

True-Gシステムにより、ミニバンで発電・蓄電能力を搭載!!発電用エンジンを不要とし、車内スペースを最大限有効活用。1,000kgの積載量と200・100Vの電源であらゆる業務に対応する超小型多目的作業工作車ベースとして提案します。これまでのビジネスモデルを一新できる可能性を持ちます。非効率な出張業務をこの1台が大きく革新する自信作です。

ということらしく、発電機は搭載していない模様。車両の作成事例を見てみると、『超小型レントゲン撮影車』『移動金融窓口車(ATM車)』など、様々な使い方ができる車両を造ることができるみたい。

X ジャパントラックショー2016

残油ゼロ!混油ゼロ!のシーソー配管がV型になって更に進化 V型シーソー配管付24klアルミタンクトレーラー、というボードがありました。

X ジャパントラックショー2016

ボードを見ていてもよく分からなかったのですが、展示用に中身が見えるV型シーソー配管デモ機があり、配管を傾斜させることにより、最後までタンクの中の液体を排出することができる機構のよう。

X ジャパントラックショー2016

「自分の知らない、いろんな物があるなぁ~」というのが正直な感想。普段の生活では決して知り得ることが出来ない製品だと思いますね。

X ジャパントラックショー2016

巨大なタンクローリーの連結部分の様子。真ん中に黒いシャフトのようなものが出ていますが、これ1本で液体を満載した巨大トレーラーを支えているみたい。どれだけの力が掛かるのか、想像もできませんが、「この太さで大丈夫なんだぁ~」と思ってしまいます。

周辺に油のようなものが付着しているところを見ると、実際に牽引車で、パシフィコ横浜のジャパントラックショー2016の会場まで運ばれて来たということが分かります。

X ジャパントラックショー2016

コレは街中でも時々見掛けるトラック。

X ジャパントラックショー2016

サブエンジン不要の冷凍システムの説明がここにも。

X ジャパントラックショー2016

デンソーが製造・販売しているシステムのよう。

X ジャパントラックショー2016

これはトラックの屋根部分に取り付ける冷却システムのよう。

X ジャパントラックショー2016

後方から冷たい風が出ていました。この冷気を荷室に送り込むのでしょうか。最初は車内用のエアコンかと思ったのですが、トラックのキャビン部分を冷やすだけであれば、ここまで大げさなものは必要ないはず。

X ジャパントラックショー2016

後部から荷室内の様子を見たところ。かなりの奥行きがあり、長く感じますね。手前の天井部分には冷凍用のファンを装備した機器の姿も見えます。

X ジャパントラックショー2016

株式会社 矢野特殊自動車という会社が手掛けているトラックのようで、キャンピングカー同様にベース車両は日野自動車から購入し、矢野特殊自動車が架装や改造を施すというスタイルみたいですね。

トラック業界もキャンピングカービルダーのような業種があり、ベースはベース車両製造メーカー、架装部分は架装業者と分かれているということが、何となく分かってきました。

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